約 333,800 件
https://w.atwiki.jp/jwhisky/pages/121.html
瓢箪型8年 容量:700ml 度数:40% 原材料: 価格: 円 発売: 年 瓢箪型10年 容量:700ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 瓢箪型12年丸ラベル 容量:700ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 瓢箪型12年四角ラベル 容量:700ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 瓢箪型15年黄色ラベル 容量:700ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 瓢箪型15年赤ラベル 容量:700ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 瓢箪型15年緑ラベル 容量:700ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 瓢箪型15年モルトマスターズシェリー樽 容量:700ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 瓢箪型15年EX 容量:750ml 度数:40% 価格: 円 発売: 年 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tdkm/pages/53.html
わんわん帝國、にゃんにゃん共和国 尚書省からのお知らせ(12307002) 吏族チェックの結果と法官、護民官レポートをあわせて最終裁定しました。 以下のようにしたいと考えています。 1.重罰化について 現状のものは罰則が甘すぎてまともに制度が機能しません。 以下のようにします。 注意→1件につき所属藩-2億 ゲームに関係ないかどで-3億になっている記載ミス→-8億 上記の多重ミス→-20億 根源力ミス→現在の罰則に加えて-1億 2.護民官提言の受容 護民官の提言のうち、根源力を吏族がミス記載したケースについてはこれを許し、注意とする。 それ以外についても原則受容する。が、法官が問題にする場合はこの限りではない。 3.工部のチェックについて 調査お疲れ様でした。今後のチェックの指針にします。 (が、別に工部チェックで問題になったからといって、過去の裁定は覆りません。当然罰則などもなしです。法官、護民官ともに勇み足すぎ) 【確認作業をいたしました】 (以上のものをメッセンジャーにて芝村さんから伝達されました) (「一回、法官でもんで見てください。」とのことで、法官1級2級のみで確認しました) 確認結果 (「まあ、確認だけなんで、そんなに根詰めないでいいです。」) (「また、法官が罰の軽減を望むのであれば、50%程度までには出来るでしょう。」) とのコメントもいただいておりました。 罰則=ゲームを快適に進行するため、出来るだけミスを(出来るだけ)許さないために講じるものです。 この観点で席を設けて確認しました。
https://w.atwiki.jp/lionheat/pages/22.html
GRを倒す。 堕落を倒す。 クラハンで20m以上のレアを出す クランの平均Lv55 ハイネにアジトを購入。
https://w.atwiki.jp/monagiko2/pages/1299.html
6 名前: ◆/D8/honey2[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 20 55==============================================================================================霊的なナニか ~ ライコー社 天狗駆除編 第五十五話 ~==============================================================================================7 名前:(1/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 21 29;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.........;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,.....;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... ┌─────────────────────────────────────── | フム…7名体制で3週間の予定が1ヵ月以上の業務遅延。 | | それでまだ遂行できずに死者を3人も出しているのですね。第三討伐隊のここの小隊は。 | 死者が出るたび予定外の隊員を補充し続けてこの為体。 | 増えた人件費だけでなく隊員の遺族への補償を考えたら結構な痛手じゃないですか? | | ここのチームの小隊長の無計画さが招いたことですか?これは。 └─────────────────────────────────────── 現在また6人に減ったから1人補充してと申請があったんですね? /| |\ ,. -―- 、 | \ ヽ | lヽ ヽ m | # /\ | ノ ヽ / /\ \ / / 〉 | 「 ,、/ / | ̄ ̄ ̄ヽ / / / | ̄ ̄ ̄ヽA r''´ 〈 _/ | / ̄ ̄ヽ`ム r/ _`ノ | | \ム〈ミヽ_ / | ヽ / ヾ 」 ∧ \ ∨ | ∧ \____/ | ∧ ム8 名前:(2/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 22 27 ┌──────────────────────────────────── | 小隊長の不手際を追及するとなると、最初に第三のこのチームに担当させ | その後の報告の確認を怠り、今現在までこの状況を見逃していた | 私の責任ということになるな。 └─────────────v─────────────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ-Д-;彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( - 3) ( ) ( )┌───ヘ─────────────────────────────────| 政府や各省庁との連携業務でお忙しいフサ様が、第三レベルの怪異駆除の| 仕事内容まで監視できていなくても仕方ないです。むしろ第三討伐隊全てを| まとめる大隊長がもっと早めに報告しに来るべきでしたねっ!└────────────────────────────────────┌───────ヘ─────────────────────────────| そもそも顔文字県の禿同大天狗なんてただの中級クラスだYO| 片づけられないなんてそのチームが手を抜いてサボってるに決まってるYO└────────────────────────────────────.9 名前:(3/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 23 23 ┌────────────────────────────── | そうだな。霊力でみる限り、禿同大天狗、その配下のカラス天狗 | そのものは元々脅威なはずではなかった。 └────────────v───────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ゚Д゚,,彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( ) ┌──────────ヘ───────────────────────────── | だが現地の第三からの報告書によると、 | 天狗達は個々は弱いなりに集団での『戦術』を重視した戦い方を身に着けているらしい。 | こちらの隊は個人や小チームが計画的に動いた集団に狙われ | 天狗の軍勢と拮抗状態に陥ってると報告を受けている。 └───────────────────────────────────────.10 名前:(4/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 24 11 ┌────────────────────────────── | | つまり情けないことに彼らは怪異「駆除」ではなく | 怪異達と同レベルに堕ちた「戦争」をしているという状態だ。 | └─────────────────v───────────── ゞミ 彡ノ 彡 彡 ミ 彡 彡 彡ノ)ノミ 彡 ≧ 彡 彡 ≦ 彡 ミ 彡 弋ヾ rニラ ミ 三 ≦ ≧ __ 三. ..ヘ, ,≦ミ─────────┐ 、 , ,. '′ 、ヽ、ー -=ニ≦ミ .l . .` . .....///////////////}||ll\ ,.. '´ \ ヽ/,ハ . .. . / . . . l . . . . . . . . ` ー- 、/////// }||ll|ll|} / ノト_,ノ┘.∧ /、 . . . . . . l. . . .. . . . . . . / . . . . .ヽ///// }||ll|ll|} / ̄ ̄ヽイ l イ!ハ/// ヽ./ . \ . /. . . . . . . . . .,' . . . . . . . . '/////}||ll|ll|} / ̄ ̄`ヽ/ . ./ . . i l//i / . . . .\. . . . . . . . . .,' . . . . . . . . . '//// }||ll|ll|} /. . . . . . /iく. . . . . . !l//! / . . . . . . . /. . . . . . . . . ,' . . . . . . . . . . . . . ///}||ll|ll|} / . . . . . . . / !. . ヽ. . . .ll//! / . . . . . / .r──ュ . . . ', ... . . . . . . . . . . .V//}||ll|ll|{ / . . . . . . ' i. . . . .ヽ . l!//! /. . . . /. . . . . . . . . . . . . . . ∧ . . . . . . . . . . ∨/||ll|ll|{ / . . . . . . . . . . ' .. . {. . . . . . ヽl//!/. . /. . . . . . . . . . . . . . . . . / . .ヘ . . . . . . . . . . . . .∨||ll|ll|{ ,. ′ . . . . . . . . ; . . .. .' ... . . . . . . .li/// . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . . . ∧ .. . . . . . . . . . . 'l||ll|ll|{ ′ . . . . . . . . . .j .. .. / ! . . . . . . . .〈 O . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .//∧. . . . . . . . . . . . l|l|ll|{ . . . . . . . . . . . .;'. . ; ′}. . . . . . . . . }. . . . . \. . . . . . . . . . . . . . ' . /////ヽ. . . . . . . . . . 'l||ll|{ ┌──────────────────ヘ───────────────── | 我々は個人それぞれの能力に頼りがちで、戦略や戦術も個人によって大幅に違う。 | 軍隊のように個を失くした厳格な構造や規律を持たない我が組織の | 低級討伐隊の集団の連携力は、時として天狗達より下にもなり得ると | 言うことだったのかな? └────────────────────────────────────.11 名前:(5/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 25 00 ┌────────────────────── | 全く…こんなことになるなら出し惜しみせず | 初手で第一討伐隊を出動させるべきだったよ。 └───────v────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ-Д-,彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ (; ^^) ( ・ 3) ( ) ( ) ┌──ヘ───────────────────────────────── | 第一全体の人数が少なくて普段の上級怪異の対応だけでも皆忙しいのに | 細かい雑魚まで第一に任されたら過労死する者が出てしまいますよ…。 └────────────────────────────────────┌────────ヘ────────────────────────────| お賃金だって納得いってないYO!| 下位討伐隊の連中の100人分以上の働きをしても実際お賃金自体が100倍以上に| なってるワケじゃないからNE!サラリーマンの悲しいところだYO!└────────────────────────────────────.12 名前:(6/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 25 55 ┌──────────────────────────────────── | まぁそう言うな。茂名村水神退治延期でたまたまオマエ達が空いてて助かったよw | 禿同山の問題を早急に解決してくれれば | この件は赤字だがオマエ達には特別褒賞金も出すよw | | それで山崎、現地からの報告書と怪異のデータを見て、天狗達の完全駆除まで | オマエ達二人を介入させるとしてどんな工数見積もりになりそうだ? └────────────v──────────────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ^Д^,,彡]l | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( )┌───ヘ─────────────────────| ボスの大天狗だけでなく、末端まで完全駆除ですかぁ…|弱い奴らでも数いる相手を「完全」って言うのがどうにも…└────────────────────────.13 名前:(7/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 27 02~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~ 作者による解説 ~~ 今は山崎のセリフ真面目に読まなくていいよ!ブツブツ言いながら細かく計算してるってシーンだから! 天狗達の個人名はいつも名づけで四苦八苦する作者に代わってChatGPTが名付けてくれたYO! でも今は覚えずスルーしちゃっていいYO!それぞれの紹介は現地入りまで待ってね!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌──────────────────────────────────── | リーダーが「禿同大天狗」、その下に現在残ってる幹部のカラス天狗が5体。 |【紺銀丸】【蒼狼丸】【黒翼丸】【紫雲丸】と…珍しい、メスもいるのですね?【紅玉丸】 | |幹部の下にも一般のカラス天狗の存在も確認されてますね。 |現在までに一般天狗は15体倒したと… これってきっと少ないですね、 |幹部の数と釣り合いが取れていません。 |おそらく見逃されている一般天狗はもっと山ほどいるんでしょうね…。 | |ハァ…ホントここの第三のチームは一か月以上どんな仕事してたんでしょうか…。 └────v──────────────────────────────── 天狗のリーダーと幹部だけ倒しても一般天狗に散り散りに逃げられたら _ /ヽ 相当厄介、殺せないワケじゃないけど /ア ,イ_/ ヽ ちまちま雑魚探して潰していく工程がめんどくさそう r、/././, ク ', m V ' '/ / l ノ | | /ヽ l__ それとあれがあーでこーで… } ノ / /\ | y ___/ | ∧ /゙\ | /ム\/ | 〉 ←ちまちま計算中/\. \! /l| / | \ |lll| /∧ ∧14 名前:(8/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 28 45 ┌──────────────────────────────────── | うーん、第一討伐隊が私達の他にも追加されるならその方の能力によって | 1~3日で終わりますけど…。他は誰も空いて…なくて私達2人なんですね? | | 私と範囲攻撃が限られるボルの2人だけで雑魚の大量駆除ということなら、 | 私の罠作り等の事前準備で5日。現地で2日ほど必要です。プラス予備に2日。 | つまり9…いや大事を取って10日はかかりますね。効率悪いですよ? | | こちらでの準備以外にも現地泊の出張、時間外労働も | ガンガンやることになりそうですね…。 └───v──────────────────────────────── 私は山とか衛生面が信用できないところで寝泊まりしたくないんですよねぇ /| |\ ,. -―- 、 | \ ヽ | =・ ヽ | ==・ | ヽ / /\ \ / / 〉 | 「 ,、/ / | ̄ ̄ ̄ヽ / / / | ̄ ̄ ̄ヽA r''´ 〈 _/ | / ̄ ̄ヽ`ム r/ _`ノ | | \ム〈ミヽ_ / | ヽ / ヾ 」 ∧ \ ∨ | ∧ \____/ | ∧ ム / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 山崎、目が笑ってないYO!! ∧_∧ | あと俺に任せりゃ1日でいいYO! (・ε・ )/) | 山走り回っても大丈夫だYO? \_________________________/┌───ヘ──────────────────────────────────|いーえ、それだと途中から危機を感じた天狗に逃げられて「完全駆除」が難しくなります。|行き当たりばったりは嫌です。綿密に計画を立てて大量に事前準備して、|現地では最小限の労力で安全に完全攻略したいんです。10日必要です。└───────────────────────────────────── / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| そんなに準備が必要か…長いな…。| 他の第一討伐隊は出せないが、| ∧,,∧ 人員が欲しいのなら現地に残っている| ミ,,゚Д゚彡 第三討伐隊の連中も使ってくれていいぞ? \_______________________/.15 名前:(9/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 29 53┌───────────────────────────────────────| こんな任務にちんたらひと月以上もかけてる者達を戦力扱いにするのは論外ですね。|| あ、でも戦力というより、数の多い天狗を一気に集めるための囮として…| 使っても良いのなら逆に助かりますね。ボルのエサになってしまう可能性は大ですが。| それなら逆に3日あれば充分かも…?いえ、やっぱり2日余裕を見て5日とお考え下さい。|| ですが第三のこのチームには既に死人が3人も出ているのですよね。| 彼らの身の安全第一ならやめときますけど。└───v──────────────────────────────────── | お?随分早くなるな。 └──────v─────── |…まぁ手段としては人としてどうかと思う戦術になりますがね。 └───v──────────────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ゚Д゚,,彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ~ ~) ( ・ 3) ( ) ( )16 名前:(10/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 31 00 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ( …ふむ…今回の件で第三のこのチームの使えなさは ) 浮き彫りになったからな。人員整理してしまうのもアリだろう。( ) ボルからの被害なら本人が気づかなければ自己責任に追い込める。 ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ┌───────────────────────────── |そもそも相手は有害な怪異だ。雀蜂の巣の完全駆除に情けなど |持つ必要がないのと同様、手段は効率重視でいい。 | |それと、第三の彼らが戦力外ならむしろボルに吸わせてしまってくれ。 |山崎、同時に彼らの職務に対する業務監査報告も頼む。 └────────────v───────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ-Д-,,彡]. | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( ) 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ( あ…つまり第三討伐隊の面々もリストラ対象にしてしまうってことですね…。 ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~'┌───ヘ─────────────────────────────────|…承知しました。では5日のプランで実行させていただきます。||ボルに吸わせるエサに人間は必要ありませんが|そばにいたらどうしても巻き込まれてしまいますからね。||それにしてもなんの因果でこんな、怪異だけでなく同胞の人間ですら|エサにしてしまうひっどい霊能力を身につけたんでしょうね!ボルは!└────────────────────────────────────.17 名前:(11/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 32 13 ┌───────────────────────────────────── |いや、俺はボルの能力は霊能力のうちでもレアで特に優れたモノだと認めているよ。 └─────────────v──────────────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ^Д^,,彡]l | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) アルェ~ ( ) ( ) ┌──────────────ヘ──────────── | 霊だけでなく生きている人間にまで霊力で干渉するのは | 人間の中でも選ばれた者にしか出来ない技だ。 └───────────────────────────.18 名前:(12/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 32 43 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | 本当に羨ましいよ | \__________/ ゞミ 彡ノ 彡 彡 ミ 彡 彡 彡ノ)ノミ 彡 ≧ 彡 彡 ≦ 彡 ミ 彡 弋ヾ rニラ ミ 三 ≦ ≧ __, . 三 ..ヘ `ー' ,≦ミ , ,. '′ 、ヽ、ー -=ニ≦ミ .l . .` . ..... ,.. '´ \ ヽ/,ハ . .. . / . . . l . . . . . . . . ` ー- 、 / ノト_,ノ┘.∧ /、 . . . . . . l. . . .. . . . . . . / . . . . .ヽ / ̄ ̄ヽイ l イ!ハ/// ヽ./ . \ . /. . . . . . . . . .,' . . . . . . . . ' / ̄ ̄`ヽ/ . ./ . . i l//i / . . . .\. . . . . . . . . .,' . . . . . . . . . ' /. . . . . . /iく. . . . . . !l//! / . . . . . . . /. . . . . . . . . ,' . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . / !. . ヽ. . . .ll//! / . . . . . / .r──ュ . . . ', ... . . . . . . . . . . .∧ / . . . . . . ' i. . . . .ヽ . l!//! /. . . . /. . . . . . . . . . . . . . . ∧ . . . . . . . . . . ∧ / . . . . . . . . . . ' .. . {. . . . . . ヽl//!/. . /. . . . . . . . . . . . . . . . . / . .ヘ . . . . . . . . . . . . .∧ ボソッ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | (お手軽で単純で) \__________/19 名前:(13/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 33 31┌─────────────────────────| あーー、それとツーはどうするんだYO!| あんな使えなさそうな子、現地に連れて行くのかYO!└───────v───────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ゚Д゚,,彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( )┌───────────────────────────────| そうだな。第六で雑魚怪異相手で満足していた子だからね…。| オマエ達の能力を十分見学させて、| 第一レベルの怪異討伐の奥深さを体感させてやって欲しいところだ。└──────────────v──────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ゚Д゚,,彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( )┌───ヘ────────────────────────|フサ様に教育しろと言われれば従いますけどね。|接してみた印象としては、この先教育や特訓を施したところで|第一で活躍できるほどの見込みは感じられません。└─────────────────────────────.20 名前:(14/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 34 21 ┌──────────────────────────────────── | ツー君の具体的な処遇については明日にでも決定するつもりだが | とりあえずオマエ達が面倒見て、天狗駆除も見物させてやってくれ。 └────────────v──────────────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ-Д-,,彡]. | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( )┌───ヘ──────────────────| ハァ…正直足手まといなんですけどね。└───────────────────── ┌───── | それと └───v─ ┌────────────────────────── | 現地では彼女に傷一つつけないようになw | 天狗駆除と同様に彼女の警護も君達の最優先任務だ。 └──────v──────────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ^Д^,,彡]l | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ Σ (; ^^) ( ・ 3) ( ) ( ) ┌──ヘ────── |えっ…!!! └────────.21 名前:(15/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 35 14┌────────────────────────────────────| ああ足手まといの人物を連れて行く上にボディーガードもしろですってぇー!?| そんなの第一の通常業務の範疇超えてますっ!| フサ様、なんであんな子をうちに連れてきたんですかっ!!| 他の第一の方のところでもよかったですよね?└───v───────────────────────────────── | あぁ。簡単に言うと今後非常に化ける可能性のある人材なんだよ。 | 今は全く弱い状態だけどね。 | | ちなみに現在ツー君には研修中ということで第六に毛が生えた程度の | 賃金しか出していない。オマエ達に比べたら可哀想なくらいのはした金だ。 | | それで今までの彼女のレベルでは考えられなかった恐ろしい現場を | 連れまわされるワケだから、ツー君本人は | オマエ達じゃ想像つかない大きな負担を感じることになるだろうね。 | | 既に優れた人材として活躍している第一の君達と同程度の仕事ができるとは | 最初から考えずにそれこそヒヨコを最初から育てるような優しい心持ちで | 協力してやって貰えないかな?特に山崎に頼みたいんだよw | | ね、ここに来た頃はまだヒヨコだった山崎君♪ | 一人前になるのに手間暇かかったっけなぁ…w └───────v─────────────────────── 山崎は俺が育てた♪ | | ∧,,∧ | | | | ミ^Д^,,彡]l | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | \ | | コンコン | | / | | ∫∫  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ (∩# ~ ~) (・ε・ ) 俺も山崎を育てたYO ( ) ( )┌───ヘ─────────────────────────────────|ハァ…それを言われると…わかりましたよ。|ホント、禿同天狗関連は私達の心労に見合った見返りをよろしくお願いしますよっ!!└────────────────────────────────────.22 名前:(16/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 36 20 ┌──────── | 打ち合わせ中に | 失礼致します。 └────v──── | | ∧,,∧ | | | | ミ,,゚Д゚彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 〃ノノ^ヾ | | リ-` ル | | ロと ) | | |__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ しし' ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( )23 名前:(17/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 37 19 ┌────────────────────────── |警視庁怪異対策部の犬神様からの連絡です。 |国土交通省と顔文字県の各担当者との打ち合わせに |フサ様も同席していただきたいとのことです。 |日程調整をしたいのですがお時間よろしいでしょうか? └───────────v─────────────── ┌───────────────────── | やれやれ…急かされている様子だな。 | 山崎、禿同天狗の件、さきほどのやり方で | 次の月曜日までに完遂できそうか? └────────────v───────── | | ∧,,∧ | | | | ミ,, -Д彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 〃ノノ^ヾ | | リ-` ル | | ロと ) | | |__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ しし' ∧_∧ ∧_∧ ( ^^) ( ・ 3) ( ) ( )┌───ヘ─────────────| はい♪月曜までなら余裕です└───────────────── ┌─────────ヘ────────────── | では下がって、さっそく準備に取り掛かってくれ。 └────────────────────────.24 名前:(18/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 37 57 ┌───────────────────────────── | リル子さん、先週倒れて、社の診療所に運ばれてたようですが | 今週はお体の具合は大丈夫ですか? └──────────────v─────────────── |ご存じだったのですね。お恥ずかしいです。 |もうすっかり大丈夫です。山崎さんお気遣いありがとうございます。 └───────────────v────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ,, ゚Д゚彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 〃ノノ^ヾ | | リ´ー´ル | | ロと ) | | |__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ しし' ∧_∧ ∧_∧ ( ^) (ε・ ) ( ) ( ) 人 Y 人 Y し(_) し(_) ┌────────────────────ヘ──────── | フサ様はなんだかんだいって男も女も人使い荒いからYO! | リル子さんも秘書の仕事ほどほどにしとくんだYO └─────────────────────────────.25 名前:(19/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 38 47 ┌─────────────────────────── | 全く…人使いに関しては一番荒いボルが言うなって…。 └─────────────v────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ;-Д-彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── \ / l|||||] (('=')) ヽ バタン | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 〃ノノ^ヾ / | | リ´ー´ル | | ロと ) | | |__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ しし' ┌────────────ヘ──────── | あら、そうだったんですか。意外です。 | 穏やかそうな方ってイメージでしたが。 └────────────────────.26 名前:(20/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 39 33 ┌────────────────────────────────────────── | イヤイヤ、穏やかというより面倒くさがりだから周囲が動かざるを得なくなることも多くてね。 | 山崎と組ませる前は仕事もいい加減で命令違反ばかりだったよw | | …でも確かに…俺の人使いも荒かったな…。済まなかったね。 | 体調はどうだい?今も辛かったら無理せずお休みを取っても構わないんだよ? └───────v─────────────────────────────────── | | ∧,,∧ | | | | ミ,, ゚Д彡] | | | | ミ ミ | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 〃ノノ^ヾ | | リ-` ル | | ( y U | | |___)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ しし'27 名前:(21/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 40 12 ┌────────────────────────────── | 普段の仕事よりもリル子の体の方がずっと大切だからね…。 └────────v───────────────────── | いいえ…フサ様のお役に立てるのなら | 苦しいことなど何もありません… └──v───────────────── | | ∧,,∧ 〃ノノ^ヾ | | | | ミ,, -Д彡リっ" ル | | | | ミ つと ). | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 28 名前:(22/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 40 51 ┌──────────────────────────── | ありがとう。君が俺のそばにいてくれるから | 俺は本来の自分以上の特別な力が発揮できるんだよ。 └────────v──────────────────────── | 私も…私の人生フサ様が全てなんです。 | フサ様無しの自分なんてもう考えられません。 └──v──────────────────── | | ∧,,∧ 〃ノノ^ヾ | | | | ミ,, ^Д彡リっ`。ル | | | | ミ つと ). | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──────────── | なぜ泣く? └───v──────────────────────────── | 申し訳ありません…先週弱ってしまって | フサ様とお会いできない間に少し考えてしまったのです。 └────v────────────────────── | | ∧,,∧ 〃ノノ^ヾ | | | | ミ,, ゚Д彡リっ" ル .| | | | ミ つと ). | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 29 名前:(23/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 41 40 ┌───────────────────────── | このまま私がもっと弱ってしまうことがあったら… | フサ様のお心が私から離れてしまうのではないかと… └────v───────────────────── | | ∧,,∧ 〃ノノ^ヾ | | | | ミ,, ゚Д彡リっ" ル .| | | | ミ つと ). | |──|___|──── / ̄ ̄ ̄ヽ───´ ̄ ̄ ̄ヽ,─────|___|── / l|||||] (('=')) ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌────────────────── | そんなことを気にしていたのか? | 俺を信じられないと? └───────v─────────────────── | そんなことはありません! | ただ、フサ様… └────v───────── ,, ,, ミ ミ ミ ミ ミ ミ,, ミ ミ "彡 ミ 彡 三 fメ ミ , --‐r-、 ミ __ ミ /´ ヽ ヽ /¨≧__ ヾ {/|ハl∧ 、 i /  ̄ ヽヽ〉` r'/// ノル l / -―ヽヽ っ //| | ! l ! /  ̄∧! `¨i i/ l | l l | / /ノ∧ /ィ^''|/ i l i ′ _ヽ、 \ _ ィ´_ナ^ヽi lル l _/\ //  ̄ l¨〈// ) l l ヽ、 _.. -┘/ 7 l l l  ̄ ヽ |\___ム/ / | l l く / / | / l l ヽ、 / i30 名前:(24/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 42 15 ┌───────────────────――───────――――─ | 私は…もっと…愛の証が欲しい…フサ様とひとつになりたい… | 心だけでなくこの身も捧げたいのです…。 | せめて唇だけでも…許していただけないのでしょうか…? └──────────v─―――───────―────―――──── ,, ,, ミ ミ ミ ミ ミ ミ,, ミ ミ "彡 ミ 彡 三 fメ ミ, --‐r-、 ミ __ ミ´ ヽ ヽ /¨≧__ ヾ /|ハl∧ 、 i /  ̄ ヽヽ〉` r'/// ノル l / -―ヽヽ i //| | ! l ! /  ̄∧! `¨i i/ l | l l | / /ノ∧》 /ィ^''|/ i l iル ′ _ヽ、 \ _ ィ´^ヽ l _/\ //  ̄ l__/ l ヽ、 _.. -┘ l l l  ̄ _ム/ / | l l / / | / l l ヽ、 / i31 名前:(25/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 42 45 ┌──────────────────────── | | …俺を困らせないでくれ、リル子。 | └──────────v───────────── ゞミ 彡ノ 彡 彡 ミ 彡 彡 彡 ミ 彡 彡 彡ノ)ノミ 彡 _ . -. .-- - .., 彡 . ´ `_ヽ_/. ` ,、 ≦ /. /_j、ヽ ≦ / /. l '; rニラ ミ .' ./. /. ′;イ _ll _ _ _ _辷‐ 、 l. ミ .' /. l .l ! l l ;辷‐ 、\\\ l ___ ≦ | i∧l´; ハ | . j_ i ..\\\} \ 三. ハ!| '; l、 '; l l、ヽ \` \ ミ \j|ハ ∧/Yr゙,イ ⊂ ニニ、 ' =ニ≦ミト、 \|ゝ ノメ''ノ __、 i i \ } /|/∧x._ ,イ ̄`ーx //,二フ 个 、 /}-、 ノj//////x< / 〆// | | | ∧/////∧//////////;,,,,>-;;、 _人 / `¨,.二ニ⊃ //////////∧/ r´////////´//∧ ー入 ./ 二ニ⊃ V////////x/l//////////////∧ ゙ー入j ,.イ | | V///////z/V//////////////ノ Y {i _,イ | | | .V////////∧//////////////{. ! 圦\ N | | | `ー彡//////∧ヘVヘ/´¨¨////// 32 名前:(26/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 43 26 ┌──────────────────────────────────── | その一線を越えてしまうと俺は今まで大事に育ててきたモノを失ってしまう └──────v───────────────────────────────── | 社長であり、偉大なお家の当主であり、ペル様の保護者であり… | 私のようなつまらない女が 大きなモノを背負ったフサ様の人生に | 関わることは許されないのはわかってます…。せめて一時だけ… └─y───────────────────────────── _∧,,∧ |ミ-Д〃ノノ^ヾ | ミ つミo" *ル | |ミ と ) |  ̄|∪ヽ__つ ┌────────────────────────────── | 俺にとって君がつまらない女であるわけがないじゃないか。 | 一時だけ、なんて悲しいことを言わないで? | できることなら君のこれから続く人生のそばに | 俺はずっと存在していたいんだよ…。 └───v────────────────────────── | あぁ…もちろんです、フサ様… └──v────────────── _∧,,∧ |ミ,, -〃ノノ^ヾ | ミ つミヮ" *ル | |ミ と ) |  ̄|∪ヽ__つ.33 名前:(27/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 44 10||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ┌─────────────────────────────────── | | それに君はもう その身も心も 魂すら俺に捧げてくれているじゃないか。 | それ以上は望まないよ。 | | …少し制御が解けてしまったようだね。 | └──────────v──────────────────────── ゞミ 彡ノ 彡 彡 ミ 彡 彡 彡 ミ 彡 彡 彡ノ)ノミ 彡 _ . -. .-- - .., 彡 . ´ `_ヽ_/. ` ,、 ≦ /. /_j、ヽ ≦ / /. l '; rニラ ミ .' ./. /. ′;イ _ll _ _ _ _辷‐ 、 l ミ .' /. l .l ! l l ;辷‐ 、\\\ l ___ ≦ | i∧l´; ハ | . j_ i ..\\\} \ `ー' 三. ハ!| '; l、 '; l l、ヽ \` \ ミ \j|ハ ∧/Yr゙,イ ⊂ ニニ、 ' =ニ≦ミト、 \|ゝ ノメ''ノ __、| ̄ ̄| \ } /|/∧x._ ,イ ̄`ーx //,二フ.| 个 、 /}-、 ノj//////x< / 〆//| | | ∧/////∧//////////;,,,,>-;;、 _人 / `¨,.二ニ⊃ r──、.///∧/ r´////////´//∧ ー入 ./ 二ニ⊃ < ピタ )/x/l//////////////∧ ゙ー入j ,.イ|__| `ー―'///z/V//////////////ノ Y {i _,イ | | | .V////////∧//////////////{. ! 圦\ N | | | `ー彡//////∧ヘVヘ/´¨¨////// / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | お い で 『 ま が た ま の み こ 』 | \________________________/.34 名前:(28/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 45 07;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.........;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,.....;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( あああああああ ヽ~~~v~~~~~' 〃ノノ^ヾ リっ" ル _∧,,∧ ( y つ |ミ,,-Д彡 ノ___) | ミ つ (/ヽ) | |ミ ミ |  ̄|∪ヽ) ┌───ヘ───────────────────────── | 君ほど希少な女性を俺が簡単に手放すわけないだろ? | 心血を注いでやっとここまで順調に育ててきた君を… └────────────────────────────.35 名前:(29/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 45 45||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ノ⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ………。 ヽ~v~~~' 〃ノノ^ヾ リo " ル /∵/ \ _∧,,∧ |i;i;i;i\_> |ミ,, ー彡 パタリ i;i;i;i;i;i;i;i> | ミ つ | |ミ ミ 〃ノヾヽ |  ̄|∪ヽ) ( とル__⌒|つ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | なぁ? 俺の巫女… 『 勾 玉 の 巫 女 』 よ ? | \______________________________/.36 名前:(30/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 46 27 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ../ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| ボル君と違ってね 同じく生きている人間を利用するにしても . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| 俺の場合、発現条件がとても厳しいんだ。 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \____________________________/ . . . . . . . . . . . . . . . . . _,, ... _ . . . . . . . . . . . . ,.'´ `丶、 ;. . . . . . . . . / , 、 ヽ . , . . . . . . 6=6=6=6=6=6 . , . , . . . . | | ___|| | / // ヽ|i | И | |_|-|_/_// ‐- ,l ||ト .ヽ||i | ー' ー' ./|.||.ノ //ヽ" '__ " ,///||/ // i_.`,=- --='´// レ / ♭ ∨ ♭ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ♭ ♭ ヽ| 血が媒体として使える者 | / ∨ ヽ| まずこれが非常に少ない | /  ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄ \ \___________/ / ||| \ / .|l| ', | 八 | \ /;i;i;i\ / \ /i;i;i;i;i;i;i;i;i;\ / \ /;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;\ / ∨i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i| | そして私に心から尽くす者 |i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i| | 人の心をこちらに寄せるのも決して楽じゃない |i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i| \____________________/ |i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i| ∨;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;/ . . . . . . . , ∨i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i/ . . . . . . . . . ∨i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i/ . . . . . . . . . . . . ∨;i;i;i;i;i;i;i;i;i/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 〉i;i;i;i;i;i;i;i;〈 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ';. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ,' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37 名前:(31/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 47 13 ┌──────────────────────────── | | それだけでも 希少だというのに | 一つ間違えば 途端に価値が消えてしまう | | この国でも最も偉大なる | 霊具に血を捧げる 俺の 巫女 『達』 は | └───────v──────────────────── 〃ノノ^ヾ リー ル ハ∵/ \ _∧,,∧ 〈_/i;i;i\_> |ミ,,-Д彡 i;i;i;i;i;i;i;i> | ミ つ | |ミ ミ 〃ノヾヽ |  ̄|∪ヽ) ( とル__⌒|つ.38 名前:(32/32)[sage] 投稿日:2023/09/09(土) 22 47 50 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | 純潔でないと 価値がない。 | \_________ _______/ ∨ ,, ,, 彡 彡 ミ 彡 彡 彡ノ)ノミ 彡 ≧ 彡 彡 ≦ 彡 _ _ ミ 彡 ´ ̄` ´ ̄` ミ 三 ___, ≦ ≧  ̄ 三. ≧ー -=ニ≦ミ- __ _ -=≦〈二| \/ |二〉二≧==- _ ∧二二二/二|/〔ii〕\|二\二二二ニ∧ }∧二二ニ∧ニニ| /小. |ニニ/二ニニニ/少、 { ゞ|二二二∧二| |iiiii| |二/二二二ニ/二ニ} ノ≧ヘ二二ニニ∧ニ| |iiii| |ニ/二二二二|二二} ,rf^二二|二ニニニ∧=| |iiii| |〃二ニニニニ/二ニ∧ /二二≧∧二二ニニ∨ |iiii| |/二二ニニニ{二二ニ∧ __ r=≦二二二ニ∧二二二/ |iiii| |{二二二ニニ/二二二∧ / `ヽ,二二二二/ 〉二ニニo/ |iiii| |二二ニニニ|二二二ニ∧ (__.ィ´ヽ,ム、〉、二二,/ |二二二/ |iiii| |ニニニニニ∧二二二ニ∧ / ゝ/ / 7-、Yニ/ |二二ニ/ |iiii| |二二二二〈 ∨二二ニニニ', ヽ/ / / /'y/ /二二/ |iiii| |二二二二ニ| }二二二ニニ〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | さぁ、余計な欲望やこの記憶も消して | | いつものように貞淑で従順なリル子にお戻りなさい \_________________________/ ..........,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ............,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; .............,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ~ 糸売 ~
https://w.atwiki.jp/variwiki/pages/139.html
クローバイス三連マシンキャノン 正式名は、“Mk-3・防刃付き外装火器システム” Mk-3・防刃付き外装火器システムは、100mm30口径長のHMA用外装火器である。 原型となったMk-2・外装火器システムは、一つに束ねた三つの砲身から同時に砲弾を発射する非回転式多重砲身機関砲で、大量の砲弾を瞬時に発射する事が可能だが、隣接する砲口から同時に発射される100mm砲弾同士の風圧で、集弾性が著しく低下するという欠点があった。 そこで、砲弾の発射タイミングを砲身一つ辺りコンマ数秒ずらす事によって砲弾同士の風圧を回避させ、砲弾が逸らされる事を防ぎ、また、格闘時に砲口の損傷を防ぎ、武器として使用できる防刃(ソニッククロー)を取り付けた改良型の、Mk-3 防刃付き外装火器システムが開発される事となる。 これは、サンヘドリン海兵隊に配備されh2C/Mコマンドウルフと共に大きな戦果を残した。 また、Mk-2の特別仕様として、防刃の長さの延長と基部可動による伸縮機能を持たせた物が存在し、それはサンヘドリン空軍及び極一部の部隊に配備されている。 その機構から装弾数は極めて少なく、射撃を行う度にマガジンを交換する必要がある。然しストッピングパワーにかけては一級品であり、連射力と威力は保障済み。給弾ベルトを接続することで弾数の問題は解消される。 諸元 用途:HMA用外装火器 分類:多重砲身軽機関砲 設計:ジェネシック・インダストリー 製造:フードル・ペッカー造船所 運用者:サンヘドリン対ヴァリアンタス軍(サンヘドリン空軍、サンヘドリン海兵隊) 全長:740cm(ソニッククロー含まず) 口径:100mm 口径長:30口径 弾種:100mmHVAP 有効射程:2800m
https://w.atwiki.jp/hakoniwabbn/pages/55.html
銃器 +目次 銃器銃器特殊ルール弾詰まり(ジャム) インサイドペナルティ リロード 設置 発射タイプセミ リピーター バースト フルオート 銃器一覧拳銃 小型銃器・機関銃 小型銃器・狙撃銃 小型銃器・突撃銃 小型銃器・散弾銃 小型銃器・擲弾銃 大型銃器 大型銃器・単発砲 銃器特殊ルール 弾詰まり(ジャム) 命中・ダメージ判定にファンブルをした場合「弾詰まり」状態となり、以降、その銃器は使用できない。 (≪ジャム回復≫技能があれば回復可能) インサイドペナルティ 拳銃は、インサイドした対象に攻撃する場合、命中修正-3を得る。 その他の銃器は、命中修正-10を得る。 リロード 弾を撃ち切った場合、タイムを消費して「リロード」することで弾数が回復する。 1タイムに1つの銃にしかリロードできない。 設置 一部の銃器は「設置」して使用することができる。 1タイム消費して設置し、設置された銃器はその位置から動かすことが不可能になる。 設置している間は銃器の『重量』制限が無くなるが、インサイドした対象に攻撃できない。 1タイム消費して撤去することで、動かすことが可能になる。 発射タイプ 銃の発射の方法を表したもの。 それぞれの銃は必ずどれかに属し、その方法を使う。 発射タイプが複数ある場合は行動宣言の際に使用する発射タイプを1つだけ選ぶ。 用語の説明は以下のとおり。 攻撃判定回数/対象 1回の行動で行える攻撃判定の回数と、指定できる対象を表す。 命中修正 命中判定に加えることのできる修正を示す。 ダメージ修正 ダメージ判定に加えることのできる修正を示す。 消費弾数 1回の攻撃判定ごとに『装弾数』を規定の数ずつ消費する。 備考 特殊な効果を別途説明している。 セミ …セミオートで一発ずつ射撃する。連射するとブレが発生する。 攻撃判定回数/対象 :1つの対象に2回まで 命中修正 :攻撃判定を2回する場合、-2 ダメージ修正 :なし(ダメージ判定は命中した回数分行う) 消費弾数 :1回につき1発 備考 :なし リピーター …リボルバー拳銃や擲弾銃、散弾銃等で使用。ジャムが発生しない。 攻撃判定回数/対象 :1つの対象に1回 命中修正 :なし ダメージ修正 :なし 消費弾数 :1回につき1発 備考 :ファンブル時でも「弾詰まり」しない。使用時、リロードせずとも弾丸を変更できる。 バースト …1トリガーで2~3発の弾を連続発射する。セミオートに比べ高密度の攻撃だが連射が効かない。 攻撃判定回数/対象 :1つの対象に1回 命中修正 :+2d6 ダメージ修正 :+2d6 消費弾数 :1回につき3発まで 備考 :消費した弾数が2以下の場合、命中・ダメージ修正は無効となる。 フルオート …連射。最大火力を発揮する。 攻撃判定回数/対象 :目標の5m以内の範囲全てを対象に1回 命中修正 :+消費弾数/命中判定の対象数 ダメージ修正 :+消費弾数/ダメージ判定の対象数 消費弾数 :1回につき「対象数」発以上 備考 :範囲攻撃として扱う。攻撃時、ファンブルに必要なダイス目「1」の数を-1する。 銃器一覧 拳銃 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 セミ拳銃A │ セミ │ 1 | 2P | 10m │ 20発 │ 5万円 │ セミ拳銃B │ セミ │ 2 | 4P | 15m | 16発 │ 10万円 │ セミ拳銃C │ セミ │ 3 | 8P │ 20m | 12発 │ 15万円 │ セミ拳銃D │ セミ │ 5 | 10P | 25m │ 8発 │ 20万円 │ リボルバー拳銃A │ リピーター │ 1 | 3P | 10m │ 6発 │ 6万円 │ リボルバー拳銃B │ リピーター │ 3 | 7P | 15m | 6発 │ 11万円 │ リボルバー拳銃C │ リピーター │ 4 | 12P │ 20m | 5発 │ 16万円 │ リボルバー拳銃D │ リピーター │ 6 | 16P | 25m │ 5発 │ 21万円 │ マシンピストルA │ セミ/バースト │ 5 | 7P │ 10m | 15発 │ 33万円 │ マシンピストルB │ セミ/フルオート │ 6 | 8P | 10m │ 20発 │ 42万円 │ 小型銃器・機関銃 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 小型短機関銃 │ セミ/フルオート │ 2 | 5P | 10m │ 10発 │ 8万円 │ 両手使用可能 短機関銃 │ バースト/フルオート │ 4 | 6P | 20m │ 20発 │ 13万円 │ 両手使用 高精度機関銃 │ セミ/バースト │ 4 | 7P | 30m │ 20発 │ 18万円 │ 両手使用 大容量機関銃 │ バースト/フルオート │ 6 | 7P | 15m │ 50発 │ 23万円 │ 両手使用 フルオート時:消費弾数10発まで 分隊支援火器 │ フルオート │ 12 | 12P | 20m │ 100発 │ 98万円 │ 両手使用 フルオート時:消費弾数20発まで 小型銃器・狙撃銃 狙撃銃は、いずれも以下の効果を得る。 スコープ改造無料(500mのみ) 装備者が「Xm先まで対象を取る事ができる」効果を受けている時、「射程修正+Xm」を得る。 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 狩猟狙撃銃 │ リピーター │ 5 | 10P │ 120m │ 5発 │ 7万円 │ 両手使用 命中修正+2 競技狙撃銃 │ リピーター │ 5 | 9P │ 120m │ 5発 │ 12万円 │ 両手使用 命中修正+2 改造費半額 軍用狙撃銃 │ リピーター │ 12 | 20P │ 120m │ 5発 │ 40万円 │ 両手使用 自動狙撃銃 │ セミ │ 12 | 14P │ 100m │ 10発 │ 34万円 │ 両手使用 小型銃器・突撃銃 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 カービン銃 │ セミ/フルオート │ 3 | 6P │ 30m │ 20発 │ 4万円 │ 両手使用 廉価突撃銃 │ セミ/フルオート │ 5 | 8P │ 30m │ 20発 │ 8万円 │ 両手使用 突撃銃 │ セミ/バースト │ 5 | 10P │ 40m │ 30発 │ 12万円 │ 両手使用 改造費半減 高性能突撃銃 │ セミ/バースト/フルオート │ 8 | 10P │ 50m │ 20発 │ 16万円 │ 両手使用 自動小銃 │ セミ/フルオート │ 8 | 10P │ 50m │ 20発 │ 26万円 │ 両手使用 改造費半減 精密自動小銃 │ セミ/フルオート │ 10 | 11P │ 60m │ 10発 │ 31万円 │ 両手使用 命中修正+4 威力自動小銃 │ セミ/フルオート │ 10 | 16P │ 50m │ 10発 │ 42万円 │ 両手使用 小型銃器・散弾銃 散弾銃は、いずれも以下の効果を得る。 インサイド時:ダメージ修正+2d6 非インサイド時:命中修正+5 インサイドペナルティ-7 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 二連装散弾銃 │ リピーター │ 3 | 3d6P | 25m │ 2発 │ 7万円 │ 両手使用 散弾銃 │ リピーター │ 3 | 4d6P | 20m │ 5発 │ 14万円 │ 両手使用 大型散弾銃 │ リピーター │ 6 | 5d6P | 20m │ 6発 │ 18万円 │ 両手使用 自動散弾銃 │ セミ │ 8 | 3d6P | 15m │ 15発 │ 20万円 │ 両手使用 小型銃器・擲弾銃 擲弾銃は、いずれも以下の効果を得る。 対象に命中すると爆発し、対象の5m以内にいる全てのものにダメージ判定を行う。(範囲攻撃) (命中した対象の5m以内にいるものは、受け判定以外は行うことができない) 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 擲弾ピストル │ リピーター │ 1 | 2d6P | 10m │ 1発 │ 7万円 │ 両手使用可能 ≪拳銃習熟≫で使用可能 擲弾銃 │ リピーター │ 6 | 4d6P | 20m │ 1発 │ 10万円 │ 両手使用 連発擲弾銃 │ セミ │ 9 | 4d6P | 20m │ 6発 │ 25万円 │ 両手使用 大型銃器 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 重機関銃 │ フルオート │ 14 | 14P | 50m │ 100発 │ 64万円 │ 両手使用 設置可能 フルオート時:消費弾数30発まで 対戦車銃 │ セミ │ 14 | 18P | 100m │ 10発 │ 82万円 │ 両手使用 設置可能 ダメージ修正+2d6 「狙撃銃」としても扱う 「スコープ」改造可能 パイルバンカー │ リピーター │ 15 | 35P | 5m │ 4発 │ 55万円 │ 両手使用 ダメージ修正+2d6 火炎放射器 │ リピーター │ 8 | 0P | 10m │ 8発 │ 10万円 │ 両手使用 設置可能 | 「遮蔽」を無効化する 命中時:対象に「炎上」を与える。ダメージ判定をとばす。 大型銃器・単発砲 単発砲は、いずれも以下の効果を得る。 対象に命中すると爆発し、対象の5m以内にいる全てのものにダメージ判定を行う。(範囲攻撃) 名称 │ 発射タイプ │ 重量 | 攻撃力 │ 射程 │ 装弾数 │ 値段 │ 特殊効果 ロケット砲 │ リピーター │ 12 | 35P | 50m │ 1発 │ 15万円 │ 両手使用 ミサイル砲 │ リピーター │ 12 | 30P | 50m │ 1発 │ 20万円 │ 両手使用 命中修正+6
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2902.html
815 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 07 55 夜明け前が一番暗い…されど、夜明けが訪れるとは限らない。 提督たちの憂鬱 支援SS 憂鬱ソヴィエト陸軍事情1 ソヴィエト社会主義共和国連邦。(以下ソ連) ユーラシア大陸の大半を占める世界屈指の陸軍大国である。 同じく世界屈指の陸軍国家であるドイツと国家存亡をかけた死闘を繰り広げ、紆余曲折を経て停戦することに成功していた。しかし、あくまでも終戦ではなく停戦であるため、赤軍上層部は来るべき再戦に備える必要があったのであるが、その内情はお寒い限りだったのである。 ドイツ軍との戦いで文字通りの壊滅的な損害を蒙った赤軍であるが、その再建にはソフト・ハードの両面で難題が山積みであった。最後の大反抗作戦『バクラチオン』の時でさえ、トラックや列車など兵站を支えるものは不足していた。 戦車はカタログスペックを発揮できるものは殆ど無く、T-39、T-44に加えIS-2重戦車も数こそあったが、品質は劣悪そのものだった。砲は暴発、装甲は被弾に耐えられずに砕け、エンジンは焼きつき、関連部品もあっさり壊れる等など、悪夢のような光景があちこちに溢れていたのである。 航空機に至ってはそれに輪を掛けて悪く、エンジンが動かないくらいならまだマシで、離陸中に滑走路上で分解するような機体があちこちの部隊に配備されていた。そのような状況で士気が上がる訳が無く、さらに開戦以降の将兵の消耗も激しく、前線の兵士達の練度も高いとは言えなかった。 そのような状況で精鋭ドイツ軍相手に停戦まで持ち込めた赤軍上層部の能力は高く評価されても良いのであるが、戦後ソ連の置かれた状況からすれば、そんなものは何の慰みにもならなかった。バクラチオン作戦により一線級部隊がほぼ壊滅し、畑から取れるとまで言われた兵士も実戦経験を持つ者は軒並み戦死か捕虜となり、残ったのは錬度不足の新兵が大半であった。将校に至ってはさらに深刻な状況であり、前線指揮官が大幅に不足していたのである。 これに加えて、戦前の所業による国際的地位の失墜と異常気象による農業不振でソ連は国家として崩壊寸前となっていた。日本を拝み倒すことで輸入している食糧や民需品だけでは足りず、モスクワの市場にさえ人肉を売る店や密輸品(又は横流し品)の闇市がある有様だったのである。 赤軍を再建する前に国家再建が急務の状況なのであるが、戦後もドイツへの警戒から陸軍の大幅な軍縮は困難だった。このためソ連は中国から労働力を輸入しなければならない状況が続いていたのである。しかし、如何なる困難が立ちはだかろうとも、敵がいれば備えるのが軍人の勤めである。故に彼らは足掻き続けるのである。それが報われるかどうかは別として…。 816 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 11 55 赤軍上層部が最初に行ったことは組織改変であった。旧来の赤軍からソヴィエト連邦軍(以下ソ連軍)に名称を変更したのである。元々赤軍はソ連の地上軍を指す呼称だったのであるが、名称変更と共に3軍に再編成された。陸軍が主、残りの空海軍は従というパワーバランスは赤軍時代から引き継がれたのであるが、これは陸軍国家ドイツを仮想敵とする以上仕方ないことと言えた。 赤軍からソ連軍になったことにより事実上の国軍となったため、士気向上のために一部の部隊に付与されていた『親衛』の名称は削除されることになった。この決定には、以外にも当の親衛部隊の人間も賛同を示すものが多かった。そのため、あっさりと名称変更されてしまったのであるが、兵士達に言わせれば、名前遊びなんかしている暇があったら、まともな武器と食料を持って来いという意思の表れと言えよう。 しかし、名称が赤軍からソ連軍に変わったからと言って、急激に軍の再建が出来れば苦労はしない。遅々として進まぬ陸軍の再建に四苦八苦しているところに意外な国から救援の手が差し伸べられることになる。 817 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 17 01 『国家に真の友人はおらずあるのは国益のみ』といわれるがまったくもって真理である。英国がソ連に極秘裏に支援を申し出たのも、国益のために他ならない。英国がソ連を支援したのには幾つか理由があるのだが、大まかには資源問題と純軍事的な問題と戦後のパワーバランスの3つがあった。 まず資源問題であるが、インドを失うことによる新たな資源地帯の確保が目的であるのは言うまでもない。インド情勢はかなりきな臭いことになっており、独立と同時に内戦が勃発するのは目に見えていた。旧宗主国からしてみれば治安が悪化した資源地帯などお荷物でしかないのである。 カナダや豪州、ブリティッシュコロンビアも有力な資源地帯なのであるが、大津波の被災による船団の復旧が終わっていない状況では、豪州は遠過ぎた。カナダは巨大津波による被災からようやく立ち直ろうとしているところで、資源供給量は満足出来るものではなかった。ブリティッシュコロンビアに至っては、本格的な入植が始まろうかという段階であり、成果が出るのは最低でも数年以上先のことであった。英国からしてみれば、資源入手先としてソ連は有望だったのである。さすがの英国紳士も某極東の財務大臣よりは血も涙もあったらしく、かなり真っ当なレートで取引を行っている。とはいえ、あくまでも日本と比べればである。実際は相当安く買い叩いていたりするのであるが。 次に純軍事的な問題であるが、これは英国陸軍の内情に起因するものであった。ダンケルクで正面装備の大半を失い、空軍と海軍に割りを喰われながらやっとのことで生産した戦車であるが、ドイツの機甲師団には役立たずなことが諜報活動により判明していた。最初から設計していたのでは何時完成するかも分からない状況では、どこからか持ってきたほうが早いと考えるのは当然であろう。ドイツと正面から殴りあった陸軍大国が設計した戦車ならば…というわけである。 ソ連側としても設計は完了していてもロクに生産出来ない戦車など、現状ではさほど価値があるものでは無かった。設計図と引き換えに何かもらえるのであれば御の字であったのである。実際、新型戦車の設計図(IS系)は英国のカヴェナンター巡航戦車のほぼ全てとバーター取引されており、英国は入手した設計図を叩き台にして次期主力戦車を開発することになる。 最後にパワーバランスであるが、英国としては現状でドイツとの再戦だけは絶対に避けたい事態であった。当分の間は東に、つまりソ連側に目を向けてもらう必要があった。そのためには、ドイツにとってある程度の脅威となってもらわなければ困るわけである。もちろんそれだけではなく、ソ連軍を支援することにより友好を深め、最終的には軍部によるクーデターで共産党を打倒して親英政権を打ち立てるつもりであった。共産党を打ち倒し、親英・親日国家を樹立出来れば英国の利益となるだけでなく、日本も同盟の枠組みに組み込めるメリットがあったのである。 ソ連側は上記の事情を諜報活動によりある程度察してはいたものの、だからといって英国の支援を断る選択肢は存在しなかった。ソ連の窮乏ぶりは、もはや自力でどうこう出来るレベルを超えていたのである。 独ソ戦終結直後より密かに開始された英国の支援(厳密には資源とのバーター)は、日本との関係を悪化させないよう細心の注意を払いつつ本格化していった。その分野は驚くほど多岐に渡り、ソ連崩壊後に公開された機密資料を閲覧した関係者が驚愕することになる。 818 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 19 46 当時のソ連軍に足りない物はと聞かれたら『全て』と即答されることであろう。それほどまでに窮乏していたわけであるが、それでも強いて言うならばマスプロ技術であろうか。 独ソ戦末期では補給が途絶えた上、ソ連軍の兵器は動作不良が相次いだ。このため兵士の間でさえ、自国の兵器を信用できないという風潮が広まっており、それが兵士の士気をさらに低下させていたのである。そんな不安定な武器を持った兵士達を指揮しなければならない将校も同様であった。前線の将兵はまともに使える武器を切望していたのであるが、戦争中にそれが適うことは遂に無かったのである。 近代戦で兵器に求められるものは品質と同一部品の互換性であり、つまりはマスプロ技術である。要求された性能を満たしていても数が揃わなければ意味が無く、部品の互換性が無ければ前線で整備出来ずに置物と化す。試作機が高性能を発揮しても、量産機も同等の性能を発揮出来なければ意味が無いのである。 マスプロ技術の発祥は20世紀初頭の米国であり、大量生産の代名詞となったT型フォードである。T型フォードは、製品に同一規格の部品を使うことから始め、後にベルトコンベアによる流れ作業を導入、最終的に1500万台という膨大なT型フォードを量産した。これは有史上画期的なことであり、大量生産大量消費文化の礎となったと言っても過言ではない。 マスプロ技術の肝は徹底的な統一規格部品の使用と、作業のマニュアル化である。言われたとおりにやれば、誰でも製造が出来てしまうわけであり、熟練の職人芸は不要なのである。熟練工を徴兵されてしまったことにより品質低下を招いた-戦記物で度々言及されているが、全くのデタラメである。マスプロ技術をしっかり理解していれば、品質低下は起こりようも無いのである。(材料と労働力の確保が前提であるが) 英国から派遣された技術調査団も上述の結論に達しており、本国で設備刷新のために不要となった大量の工作機械に加えて、ある人物をソ連に派遣したのである。 819 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 22 21 ヘンリー・フォード。 上述のマスプロ-大量生産技術の生みの親であり、20世紀の概念を変えた偉大な人物である。 史実ではこのころになると精神的にも一貫性がなく、疑い深くまともな状態では無かったと言われているが、この世界では違っていた。 巨大津波による被災で財産を失い、さらにアメリカ風邪に対する滅菌作戦により本拠地デトロイトは空爆により消滅したものの、辛うじてフォード自身はカナダ経由で英国へ脱出することに成功していた。しかし、受けたショックが大きすぎたのか、狂っていたのが1回転してまともになったのか分からないが、彼は正気を取り戻したのである。そして正気を取り戻した彼がやることはただ一つ、すなわち大量生産システムの構築であった。 とはいえ、英国本国で彼の活躍する場は既に存在していなかった。それでもフォードは諦めきれずに直談判を繰り返した。身寄せ先の英国フォードはもちろん、政府上層部でも持て余していたのであるが、かといって彼をこのまま放置するのは危険であった。有り余る行動力で枢軸側に亡命されたら面倒なことになるからである。特に彼は反ユダヤ主義者であり、ドイツにも知人が多かった。亡命でもされたら格好の宣伝材料にされることは確実であった。 何でも良いからヘンリー・フォードに仕事を-これが当時の関係者達の一致した認識であった。 そんなときに降って湧いたのがソ連の窮状である。彼とソ連を組み合わせるのに異論があるはずもなかった。 当のヘンリー・フォードであるが、ソ連行きの話を二つ返事で了承している。 技術調査団が持ち帰った様々な懸念材料を笑い飛ばして1944年にソ連へ渡り、そして彼は再び伝説を作ることになるのである。 820 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 25 51 ヘンリー・フォードがソ連で手がけた最初の仕事はPPSh-41短機関銃の製造ラインの改修であった。 ソ連陸軍では、戦後に再建した部隊に速やかに行き渡らせるために手間とコストがかかるモシン・ナガン小銃よりも安価で大量生産向きのPPSh-41短機関銃が適していると判断し、優先的に生産を行っていた。 PPSh-41自体は1941年から既に生産が開始されていた。7.62mmトカレフ弾を使用する以外は単純で信頼性の高いシンプル・ブローバック方式の短機関銃である。しかし、独ソ戦末期となると品質低下が甚だしく、前線の兵士達の自国産兵器に対する不信感を増大させていた。全ての部隊に行き渡らせるためには、兵士達の不信感を払拭する必要があったのである。 生産ラインを視察して問題点を把握したフォードは、ラインの一部に手を加えた。合わせて簡単な治具の追加とその使い方の指導も行った。1週間後に再稼動した生産工場では目に見えて不良率が激減し、最初は眉唾で見ていたソ連側担当者を驚愕させたのである。 品質改善されたPPSh-41は、その信頼性と堅牢さが前線の兵達に大いに評価され、最終的に1000万挺近く生産された。その数ゆえに改良を含めた派生型も数多く、まさにソ連陸軍を代表する武器となったのである。 ソ連の兵器は数の確保には成功したが、質の確保には至っていなかった。これはマスプロ技術の未熟さによるものである。繰り返すようだが、マスプロ技術がモノになっていれば、数と質は確保出来るのである。とはいえ、現段階でマスプロ技術を完全に我が物としている国家は、発祥元の旧北米を除けば、英国やドイツ、日本くらいなものであったが。 フォードの仕事に感銘を受けたソ連軍上層部は、ソ連軍再建計画であるヴァスホート計画の特別 顧問に任じている。史実より少しだけ長生きした彼は、ソ連陸海空軍のわけ隔てなく兵器の生産 ラインの建設・運用に関わり、合わせてマスプロ技術の真髄をロシア人技術者に叩き込んだ。後に彼の弟子達がヴァスホート計画の中核となっていくのである。 821 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 29 01 戦場における兵士の仕事は銃を撃つだけで無い。ときには白兵戦をしなければならないときもあるのであるが、通常であれば銃剣で対応するべきものである。しかし、PPSh-41には銃剣は取り付けられず、以後も装備されることは無かった。 代わりというわけではないのであろうが、スコップが配備された。これは独ソ戦時に最も手近で、そして最も信頼できた数少ない国産品の白兵戦武器として兵士達の支持が高かったため、軍上層部も無視することが出来なかったためである。 兵士達の意見を取り入れ、形状的に洗練されたスコップであるが、史実の某人民軍のように、変なギミックを内蔵して強度不足になるような愚は冒すことはなく、ただの純粋なスコップであった。しかし、それゆえに塹壕堀りや陣地作りに大活躍したのである。武器としての側面から見ると、銃剣よりもリーチが長く頑丈であるために武人の蛮用に良く耐え、戦場でも大活躍している。特に年季の入った兵達は、スコップの刃を研いで有事に備えていたという。 後世の解釈では、PPSh-41の銃身を斜めにカットすることによりマズルブレーキの働きを持たせていることが、カウンターウェイトとしての銃剣を装備する意義を失わせたとの意見もあるのだが、PPSh-41のマズルブレーキの性能は気休め程度であり、後に否定されている。 実際問題として、ライフルの銃身は、負荷がかかると曲がりやすいため、銃剣を装備しないことも一つの考え方であると言える。同じサブマシンガンであるのに、銃剣に拘った英国と、それを捨て去ったソ連。なかなかに興味深いことである。 822 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 32 56 小銃と並んで兵士達の装備品として必須なのが手榴弾である。ソ連陸軍では史実のRG-42がそのまま使用されていた。例によって例の如く、戦争末期には不良品が多かったため、これを好まない兵士も多かったのであるが、大量生産キチガイ…もとい、ヘンリー・フォードによる生産ライン改修によって全軍に行き渡ることになるのである。なお、RG-42自体は特に欠点の無い平均的な性能を持つ手榴弾であったため、途中で改良を加えられながらも現在でも現役である。 ソ連陸軍では戦前の赤軍時代から対戦車用手榴弾(対戦車擲弾)を一時期は熱心に生産していたのであるが、ドイツの重戦車群には威力不足として、生産を取りやめていた。しかし、ドイツの戦車はガソリンエンジン駆動のため火炎瓶攻撃が有効であった。そのため戦後になってからモロトフ火炎手榴弾が生産された。なお、モロトフ火炎手榴弾の名称は俗称であり、制式名称はKS式手投げ弾である。 形状は棒状の柄の先に燃料が詰まった陶磁器製の容器が装着されたもので、燃料にはガソリン・ベンジン・硫黄、そのほかにも高オクタン燃料やピクリン酸や硫酸の混合液など、さまざまな可燃物が使用された。原理的にはアルコールでも問題無いのであるが、1945年に軍の規定によりアルコールを可燃物として充填することは禁止された。理由は言うまでもない。 使用時には炸薬部に付属する安全ピンを抜き信管部分を摩擦発火、その後投擲を行う。 遅延時間は0~10秒まで設定することができたため中の燃料を十分気化させてからの爆発も可能であった。着火すると陶磁器製の弾頭部分が破裂し飛散、その後十分気化した可燃性燃料が引火し周囲を巻き込み爆発を起こす。エンジンや装甲だけでなく、乗員に対するダメージも期待されていた。 同様の目的で単純に瓶にガソリンを詰め布切れで蓋をしただけの戦時急造用の火炎瓶も考案されている。こちらは『特別義勇兵』専用の兵器として制式化されている。 火炎瓶攻撃は確かに有効な攻撃方法であったが、ドイツ側がエンジングリルを保護するプレートやスラットアーマー等の対策を取ると急激に効果を減じ、現在では市街戦における対人兵器としてのみ運用されている。 823 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 35 32 ソ連陸軍の仮想敵は言うまでもなく、陸軍大国ドイツである。世界最強クラスのドイツ機甲師団を相手にする以上、ドイツ重戦車群を撃破出来る新型戦車の開発は必要不可欠であったが、開発はともかく新規でラインを建造する余裕が無かったため、T-44中戦車の主砲を長砲身化して貫通力を向上させたタイプを生産して当面はしのぐこととなった。現在ではT-44(1944年後期型)と呼称されている。 T-44の車体を流用した駆逐戦車の開発も進められた。車体をそのまま使うことで量産ラインを流用することが可能で大口径の砲を搭載出来るメリットがあった。T-44共々、フォードの尽力により最初から高い信頼性を誇り、その後少しずつであるが生産を拡大していくことになる。 駆逐戦車はSU-122(史実のSU-122P相当)として1945年から本格的に量産が開始された。T-44の車体をベースにA-19 122mmカノン砲を搭載しており、遠距離から一方的にティーガーやパンター戦車を撃破することが可能になっていた。ただし、装甲は機動性を損ねない程度にとどまっており、接近しての殴り合いは考慮されていなかった。 ヴァスホート計画とヘンリー・フォードの尽力により、必要最低限の性能と信頼性を確保した戦車の生産の目処はたったものの、あくまでも『辛うじて』対抗出来るレベルであり、ドイツの新型重戦車群を相手取るには数を頼みとするしかなかった。問題は肝心の数が不足していることであるが。生産が軌道に乗るにはいましばらくの時間が必要であり、新型戦車に至っては設計は終わっているものの、今から開発しても到底間に合うはずがなかった。結局陸軍では対戦車兵器の生産配備で時間を稼ぐことになったのである。 824 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 39 57 肝心の対戦車兵器であるが、ソ連陸軍にはこの手の兵器のノウハウが欠けており開発は難航した。英国からPIATを供与してもらう計画もあったのであるが、いくら日本から黙認を取り付けているとはいえ、前線に英国製兵器が配備されると日本側だけでなく、ドイツをも刺激してしまうことになりかねないため実現しなかった。 代わりに英国から技術供与されたのは、当時カナダで開発中だった対戦車兵器であった。 『Booper』と渾名されていたこの対戦車兵器は、史実のPIATとバズーカの良いとこ取りを狙った兵器であり、ロケットで発射して装薬で加速するという変わった構造をしていた。 弾薬も通常と違い、砲尾から装填されるロケットと砲口から装填するスピゴット擲弾の2つに分割された弾薬を用いるようになっていた。発砲時には、まずロケットが点火して弾頭を加速、ロケットは発射筒内ですぐ燃焼を終え、直後に擲弾の装薬に点火して加速するシステムとなっていた。 計画では、ロケットと装薬の複合により弾頭は165~180m/sとなっており、これは当時の肩撃ち対戦車火器としては相当な高初速であった。弾体部のロケットは弾頭とは固定されないため、発射後は弾頭から遅れて飛出し、前方30mあたりに落下するようになっていた。 この時点で既に弾頭部分の開発は終了しており、試験では貫徹力は300mmに達していた。これはドイツの重戦車を相手取るには充分な威力であった。しかし、装薬とロケットの開発が難航しており、計画では初速は当初165~180m/sが予定されたものの、実際には80m/s前後であり、当初の計画を大幅に下回っていたのである。 ロケットと装薬を併用するBooperの弾薬が大掛かり過ぎるのも問題であった。ロケットと弾頭を足した重量は14.5kgにもなり、これは投射機本体と同等であった。もっとも、英国がこのころ開発中だった携帯無反動砲は重量35kgなので、それに比べればまだ軽量と言える。 結局のところ、アメリカ風邪の防疫対策や、津波被害からの復興などに予算を取られた結果、史実よりも早い段階でカナダ兵器研究開発局はこの計画を放棄したのであるが、その技術を英国が譲り受けてソ連側へ流したのである。 カナダが梃子摺った装薬とロケットの問題も、ロケット兵器の運用ノウハウが豊富な英国とソ連からすれば解決可能な問題であった。Booperの改良型はRPG-1として1946年初頭から生産が始まり、不足していた戦車戦力の穴埋めのために大々的に配備されることになる。なお、英国でも導入が検討されたのであるが、25ポンド・ショルダーガンの正式採用が間近だったため実現せずに終わっている。 825 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 43 18 英国がソ連に行った支援の中で最良と言われ、ソ連の軍民問わずに恩恵をもたらしたものがある。それは兵器では無かったが、当時のソ連では非常に役立ち多くの命を救ったのである。 パイクリート-水とパルプの混合物を凍らせたもので、英国人であるジェフリー・ナサニエル・パイク(Geoffrey Nathaniel Pyke)による発明である。英国より援助物資として贈られたカヴェナンター巡航戦車には、このパイクリートをブロック状に整形したパイクリートブロック装甲と、その製造キットがおまけで付いていたのである。 パイクリートは、比重は水とほぼ同じで強度は鉄筋コンクリート同等というとんでもない素材である。しかも材料が材料なだけに、タダ同然で作れるというメリットがあった。唯一の欠点は溶けることくらいであるが、融点が摂氏13℃前後と比較的高いために、冬季ならもちろん、近年の異常気象により夏季でも問題無く使用可能であった。 元々パイクリートは、くれても惜しくない技術としてソ連側に恩着せがましく押し付けるつもりであった。パイクリート装甲というのも、後で理由を取ってつけたものである。しかし、寒冷地でタダ同然に作れて強靭なパイクリートは、資材不足に喘いでいたソ連側にとってはじつにありがたい材料であった。 小銃弾はもちろん、重ねると大口径砲弾やHEAT弾をも止めてしまうパイクリートは、一時期のソ連戦車の砲塔にびっしりと貼り付けられることになる。陣地構築でも大いに役立ち、施工と養生に時間のかかるコンクリートよりもパイクリートが重用されたのである。 材料費の安さと作りやすさ故に民間でも大いに活用された。 民間での需要は専ら建築資材としてであり、軍に徴用されて民間で枯渇していた建築資材の代替として大いに使用されたのである。 なお、当時のソ連にジェフリー・パイクも技術者として派遣されており、建築現場を見た彼は、パイクリートブロックを規格化してそれを組み合わせることで家を建てることを考案している。 この考えは直ちに実行され、戦災復興でパイクリートブロックを組み合わせたパイクリートハウスが雨後の竹の子のごとく建ちまくることになるのである。このパイクリートブロックと、それにより作られたパイクリートハウスが後に世界的に有名になる子供用玩具に強い影響を与えることになるのであるが、それはまた別の話である。 826 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 45 37 英国とソ連の交流は、中立の立場である北欧諸国を介して行われ、英国から技術と人材が、ソ連側からは主に資源が北欧を経由して渡っていった。さながらシルクロードの中継地点といったところであり、特にフィンランドには多くの英国人とソ連人が滞在していたのであるが、彼らがパイクリートブロックを北欧に持ち込み、その結果独自の進化を遂げることになるのである。 北欧諸国におけるパイクリートの活用であるが、フィンランドやノルウェー陸軍の戦車や装甲車の増加装甲、陣地構築に大いに使用された。ソ連とは違い、ブロックではなく板形状になっているのが特徴であり、当時の戦車にはボルト留め用のネジ穴を確認することが出来る。現在でも野戦演習の際に時折目にすることが出来る。 現在では軍用目的では廃れたものの、民間では度々活用されている。 一例を挙げるとエアドームにパイクリートを吹き付けて凍らせてパイクリートドームを作り、イベントやその他様々な用途に使用されている。その他にも強度があるので雪像の土台に使用されたりしている。 スウェーデンでは鉄の代替品としてパイクリート船が本格的に研究された。 長年の研究の結果、技術的には完成したものの、経済性の問題で現在に至るまで大々的には採用されてはいない。しかし、運航コスト次第では陽の目を見る可能性があるという。 パイクリートだけでなく、その他にも英国とソ連から持ち込まれた物や概念は多かった。そのため、当時の北欧は良くも悪くも英国とソ連の影響を受けることになる。日本が北欧、特にフィンランドに梃入れをしたのは、戦前からの数少ない友好国であることに加え、英国面とソ連面(特に英国面)に染まるのを防ぐことが目的だったと言われているが、真相は闇の中である。 827 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 48 24 英国からの支援とヴァスホート計画遂行の目処が立ったことにより、ソ連は辛うじてであるが、国家再建の足がかりを作ることが出来たと言える。しかし、その前途は多難であり、未だ予断を許さない状況であることに変わりはなかった。 ヴァスホート計画のおかげで、少しずつであるが信頼性のある兵器を生産出来るようになったものの、前線の兵士達の国産兵器に対する不信感は根強く、信頼性を改善しても兵器の受領を拒む部隊が多かった。そのため、大々的なデモンストレーションを開催したり、兵士達の要望を可能な限り取り入れたりと、陸軍上層部は後々まで苦労することになる。その一方で当時の兵士達は輸入品を異様なまでに信奉していた。 一例を挙げると、英国からの援助物資でシベリア方面に配備されたカヴェナンター巡航戦車がある。高い機械的信頼性に加えて、極寒の地でも行動可能なヒーターを標準装備、さらに足が速くて装甲も比較的厚いということで兵士達から絶賛されている。もっとも、カヴェナンターは実質軽戦車であり、戦力的に大して寄与出来なかったのであるが。 英国面に堕ちた兵器でさえこれなのだから、日本製となると神の如く扱いであったことは言うまでもない。日本製品はステータスシンボルとして崇められ、それを利用した詐欺犯罪や事件が長らく横行することになる。 輸入品への過剰なまでにおける信奉と国産兵器への不信を払拭すべく、ヴァスホート計画で作られた兵器群は、何は無くとも信頼性の確保が優先され、兵器としての性能は必要最低限で済まされていた。その代わり量産性と整備製はしっかり確保されており、それは既に滅びさったアメリカの兵器群を彷彿とさせた。これは指導に当たったヘンリー・フォードの影響であろう。 ヘンリー・フォードの死後、彼の弟子達がヴァスホート計画の中核となり、1950年代に入ると加速度的に戦力の再建が進むことになる。このことがドイツを刺激し、周辺地帯での紛争が多発することになるのであるが、それはまた別の話である。 828 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 53 49 あとがき というわけで、皆さんお待ちかね?なソ連の陸軍事情について書いてみました。 まず名称変更についてですが、これは史実でも1946年に赤軍からソヴィエト連邦軍に名称変更しています。憂鬱世界では共産主義のイメージの悪化と、スターリン体制打破後の新体制を強調するということで名称変更が行われたという設定です。 英国の支援ですが、かなりの規模となっています。資源とのバーターなので厳密には支援と言ってよいか微妙ですが。軍事関連だけでなく、民生部門でもいろいろやらかす予定ですが、それはまた別の話で書こうと思います。とりあえずシベリア鉄道にHST(ガスタービン搭載)を走らせるのは確定です(マテ 高雄丸の人さまの支援SSや本編におけるヴァスホート計画を、おいらなりに解釈するとマスプロ技術の確立ではないかと思ったので、御大に登場してもらいました。本編でデトロイトは滅菌作戦による空爆で消滅したけど、本人が死んだという描写は無いので大丈夫なはず…(汗 以前、設定板でマスプロ技術について議論になったことがあったのですが、そのときに出た意見が大量生産に職人はいらない、むしろ邪魔になるというものでした。実際に史実のT型フォード量産もそうでしたし、英国フォードが婦女子だけでマーリンエンジンを作りまくったことからも事実だと思います。適切な指導と治具、あとは材料と人員がいれば大量生産を阻むものは存在しないのです。大量生産キチ…もとい、御大がいるのでなんとでもしてくれることでしょうw 兵器関連ですが、SU-122は史実のSU-122Pを意識しています。T-34の車体に122mmカノン砲を搭載したもので試作のみに終わっていますが、これをT-44の車体でやったものです。史実よりも車体が若干小型化して、エンジン出力が上がっているので、良好な機動性を確保していますが、車内が狭くて酷いことになってそうです(汗 Booperですが、筒の先からでっかい弾頭が飛び出た外観のためか最初は『ミルンのパンツァーファウスト』なる名前で呼ばれていました。PIATとバズーカの良いとこ取りを狙ったもので、史実では1945年ごろからカナダで実際に研究試作されたものの、ロケットで発射して装薬で弾体を加速するという構造に無理があったのか、途中で開発放棄されています。憂鬱世界では、この技術を英国が譲り受けて、ソ連と共同研究して完成させたという設定です。 肩撃ち兵器としては無茶苦茶重い(重量30kg弱)ですが、英国のザクバズーカもどきに比べればまだ軽いので十分実用範囲でしょう。少なくても威力と射程は保障されてますし(エー そしてパイクリートです。というか英国面を書くためにもこれは外せなかったです。 パイクリートの融点は13℃なので、場所にもよりますがソ連なら年中通しで使用出来ると思います。異常気象で寒冷化が進んでいる憂鬱世界ならなおさらでしょう。 厳寒の地ならば、型に流し込んで数時間放置しているだけで勝手に凍って手間いらず。強度は鉄筋コンクリと同様でしかも軽いとくれば使わない理由がありません。史実のERAのごとくブロック状にして砲塔に貼り付けるもよし、シュツェルンの代わりにするもよし。まさに万能素材です。 パイクリートハウスはレ○ブロックで思いつきましたw デカいパイクリートブロックをハンマーで叩き込んで組み立てていくイメージです。アレって確かデンマーク発祥ですが、憂鬱世界ではどうなるのでしょうね? とまぁ、こんなところでしょうか。 次回はリノ・エアレースをうpしようと思うので、期待せずにお待ちください。 829 :フォレストン:2015/04/15(水) 12 57 22 以下、登場させた兵器のスペックです。 PPSh-41 短機関銃 重量:3500g 全長:840mm 使用弾薬:7.62mmトカレフ弾 装弾数 35発 作動方式:シンプル・ブローバック 発射速度:900~1000発/分 銃口初速:488m/秒 有効射程:150m 史実のPPSh-41そのものであるが、フォードの提言によって複雑なトグルマガジンは廃止されて箱型弾倉のみとなっている。 RG-42 手榴弾 重量:420g 全長:130mm 直径:55mm 炸薬:TNT 110~120g 信管:3.2~4.2秒 史実のRG-42手榴弾である。 後期ロットは量産性がより向上してコスト低減が図られている。 モロトフ火炎手榴弾(KS式手投げ弾) 重量:不明 全長:不明 直径:不明 炸薬:不明 信管:不明 棒状の柄の先に燃料が詰まった陶磁器製の容器が装着されたものである。 燃料にはガソリンその他引火性液体が入れられていたが、アルコールだけは入れられなかったようである。エンジンや装甲だけでなく、乗員に対するダメージも期待されていたが、ドイツ側が対策を取ると無力化されることになる。 T-44中戦車(1945年後期型) 全長:6.4m 全幅:3.27m 全高:2.40m 重量:33.9t 懸架方式:トーションバー方式 速度:58km/h 行動距離:210km 主砲:70口径100mm戦車砲D-10S-2×1(32発) 副武装:12.7mm重機関銃DShK(同軸機銃含む)×2(500発) 煙幕弾発射筒6基 装甲:砲塔前面120mm、車体前面90mm、側面45mm、背面45mm エンジン:V-2-KS 4ストロークV型12気筒液冷ディーゼル 600馬力 乗員:4名 T-44を長砲身化して貫徹力を向上させたモデル。登場した時点で既にドイツの重戦車群相手には非力であったため、後に専用の成形炸薬弾が開発されている。戦車としての性能はともかく、ヴァスホート計画により信頼性の確保された車体は整備製、機動性に優れていたため、様々な用途に流用されることになる。 SU-122 全長:8.81m 車体長:6.4m 全幅:3.25m 全高:2.15m 重量:33.9t 懸架方式:トーションバー方式 速度:58km/h 行動距離:120km 主砲:A-19 122mmカノン砲 副武装:12.7mm重機関銃DShK 装甲:前面75mm、側面45mm、上面20mm エンジン:V-2-KS 4ストロークV型12気筒液冷ディーゼル 600馬力 乗員:5名 T-44の車体を流用して開発された駆逐戦車。 搭載されたA-19 122mmカノン砲は、遠距離からパンターやティーガーを撃破することが可能であった。T-44と同等の良好な機動性を確保しているが、装甲を抑えて軽量化に努めた結果であり、ドイツの重戦車と正面切って殴りあうことは想定されていない。 RPG-1 口径(投射機):70mm 全長(投射機):135cm (弾薬込み):167cm 重量(投射機):15kg (弾頭):4.5kg (ロケット):6.8kg 対戦車有効射程:360m 使用弾種:対戦車成型炸薬弾(貫徹力250mm) 元々はカナダの兵器研究開発局で研究されていたものであるが、諸所諸々の事情で開発放棄となったところを英国が譲り受けてソ連へ流したものである。要は英国面とカナダ面とソ連面の合いの子である。 その威力はともかく、重量と使い勝手の悪さは相当なものであったが、それでも他にまともな対戦車兵器は無かったので、不足していた戦車の穴埋めとして大々的に配備されていた。
https://w.atwiki.jp/karishooterwiki/pages/2468.html
愛知県,春日井市 住所愛知県春日井市不二ガ丘1丁目 交通国道155号沿い、不二が丘交差点すぐ 料金1クレジット50円 設置タイトル怒首領蜂大往生 撤去 エミュ基板 営業時間 駐車場有り TEL URL 地図Mapion Yahoo! Google 備考 最終更新日2015/01/26
https://w.atwiki.jp/saisyouhu_hankoku/pages/125.html
JSON 課題:シグレ級よりほかの船作った方がいいか? 所属は海軍でいいか? 部品構造 大部品 宰相府海上保安庁 RD 181 評価値 12部品 宰相府海上保安庁とは 部品 密輸対策の為に創設された 部品 海上保安庁の主な仕事 大部品 護衛艦シグレ級 RD 161 評価値 12部品 護衛艦シグレ級とは 部品 シグレの名を冠した 部品 長い 部品 200m級護衛艦 大部品 船 RD 6 評価値 4部品 船とは 部品 船のメリット 部品 低い環境負荷 部品 インフラ整備が容易 部品 大重量輸送可能 部品 デザインの自由度 大部品 格納庫 RD 6 評価値 4部品 格納庫とは 部品 屋根 部品 歩哨 部品 定位置 部品 整備の場所に 部品 一定の防御力 大部品 軍艦 RD 3 評価値 3部品 軍艦とは 部品 良いところは沢山 部品 問題点 大部品 宰相府の艦船 RD 5 評価値 4部品 宰相府の艦船 部品 弱点、装甲が弱い 部品 弱点、静粛性が悪い 部品 居住性はとてもいい 部品 武装は別搭載 大部品 スクリュー RD 3 評価値 3部品 スクリューとは 部品 配置 部品 小さな模様 大部品 ディーゼルエンジン RD 5 評価値 4部品 ディーゼルエンジンとは 部品 燃料選ばず 部品 しかし高い 部品 ガソリンエンジンと比較して 部品 出力はおよそサイズに比例する 大部品 ディーゼルエレクトロリック RD 2 評価値 2部品 ディーゼルエレクトロリックとは 部品 艦船における使用 大部品 艦載レーダー RD 19 評価値 7部品 艦載レーダー 部品 大きなスペース 部品 対空 部品 対水上 部品 気象観測 大部品 レーダー RD 6 評価値 4部品 レーダーとは 部品 走査範囲 部品 走査速度と多走査線 部品 アンテナの直径 部品 出力規模 部品 ノイズ除去 大部品 フェイズド・アレイ・レーダー RD 8 評価値 5部品 フェイズド・アレイ・レーダーとは 部品 既存のレーダーとの違い 部品 素子の正体 部品 どんなメリットが? 部品 干渉が減る 部品 故障率の低下 部品 整備も簡単 部品 簡単に大きくできる 大部品 レーザー通信 RD 6 評価値 4部品 レーザー通信とは 部品 レーザー通信のメリット 部品 通信封鎖でも使える 大部品 通信封鎖 RD 3 評価値 3部品 通信封鎖とは 部品 その目的は 部品 通信封鎖の解除 大部品 CIC RD 10 評価値 5部品 CICとは 部品 統一指揮の利点 部品 頭脳としての役割 部品 情報は一か所に集められる 部品 通信中枢でもある 部品 住人は指揮官とオペレーター 部品 中央スクリーン 大部品 CICの防護 RD 3 評価値 3部品 防護最大 部品 固定ベルト 部品 副司令はCICに入らない 大部品 ヘリポート RD 4 評価値 3部品 ヘリポートとは 部品 飛行場より狭くて良い 部品 事故を防ぐ 部品 法的な指定 大部品 ヘリポート、飛行場、宇宙機発着場共用部品 RD 10 評価値 5部品 荷下ろし、乗降 部品 支援機材がある 部品 補給所兼ねる 部品 整備もできる。 大部品 格納庫 RD 6 評価値 4部品 格納庫とは 部品 屋根 部品 歩哨 部品 定位置 部品 整備の場所に 部品 一定の防御力 大部品 光学兵器(光線砲) RD 7 評価値 5部品 光線砲とは 部品 照準装置が簡単 部品 弾数が多い 部品 反動がない 部品 しかし威力は小さい 部品 廃熱 部品 電力問題 大部品 パルスレーザー砲 RD 6 評価値 4部品 パルスレーザーとは 部品 パルスレーザーの仕組み 部品 用途 大部品 大出力レーザー RD 3 評価値 3部品 大出力光線砲とは 部品 射程12000km 部品 20分に5秒 大部品 艦載110mm砲 RD 26 評価値 8部品 艦載110mm砲とは 部品 一分間に一〇〇発以上 部品 レーダー連動 部品 コンピューター連動 部品 重い…… 大部品 110mm軽砲 RD 11 評価値 6部品 110mm軽砲とは 部品 しかし宰相府は大砲を作ったことがなかった…… 部品 基本的なデザインアウトライン 部品 試作砲とノウハウの蓄積 部品 それでも(無理やり)作った 部品 宰相府が辿り着いた答えはハイブリッド砲だった 部品 ハイブリッド砲のために 部品 滑腔砲の理論 部品 滑腔砲のメリット 部品 実際に作ってみた滑腔砲 部品 110mm砲のスペック 大部品 特殊砲弾 RD 10 評価値 5部品 通常砲弾 部品 制圧弾 部品 延伸弾 部品 照明弾 部品 化学砲弾 部品 APFSDS砲弾 部品 対I=Dミサイル 部品 対空ミサイル 部品 対装甲ミサイル 部品 対ミサイルミサイル 大部品 VLS RD 39 評価値 9部品 VLSとは 部品 スペースを取らない 部品 レイアウト自由 部品 稼働率が良い 部品 多数を装備可能 部品 レーダー連動 部品 レーダーの性能に大きく依存する 部品 通信連動機能 部品 垂直発射後に転進 部品 キャニスター 大部品 ミサイル各種 RD 19 評価値 7大部品 長距離巡航ミサイル RD 3 評価値 3部品 長距離巡航ミサイル”セーラー” 部品 ロケットブースターとジェット 部品 長射程を生かして 大部品 対レーダーミサイル RD 2 評価値 2部品 対レーダーミサイル”セーラーB” 部品 レーダーをオフされても 大部品 中型対地ミサイル RD 3 評価値 3部品 中型対地ミサイル”パイロット” 部品 高速ミサイル 部品 地下破壊可能 大部品 対艦ミサイル”パイロットB” RD 2 評価値 2部品 対艦ミサイル”パイロットB” 部品 動いているものにもいけます 大部品 大型対空ミサイル RD 2 評価値 2部品 大型対空ミサイル”プラチナ” 部品 大型対空ミサイルゆえの機能 大部品 分裂対空ミサイル”プラチナB” RD 2 評価値 2部品 分裂対空ミサイルプラチナBとは 部品 同時攻撃 大部品 対潜水艦ミサイル RD 5 評価値 4部品 対潜水艦ミサイル”クロス” 部品 弾頭は強力 部品 威力を生かして 部品 時限式 部品 数打てば 大部品 特殊砲弾 RD 10 評価値 5部品 通常砲弾 部品 制圧弾 部品 延伸弾 部品 照明弾 部品 化学砲弾 部品 APFSDS砲弾 部品 対I=Dミサイル 部品 対空ミサイル 部品 対装甲ミサイル 部品 対ミサイルミサイル 大部品 海軍軍人 RD 17 評価値 7部品 海軍軍人とは 部品 技術寄りにならざるをえない 部品 全ての海軍軍人は技術者である 部品 拡大しにくい 部品 海軍の兵科分類 大部品 航海科 RD 3 評価値 3部品 航海科とは 部品 船を動かすのが航海 部品 回避運動もやる 大部品 機関科 RD 3 評価値 3部品 機関科とは 部品 機械整備 部品 航空機の整備も? 大部品 砲雷科 RD 3 評価値 3部品 砲雷科とは 部品 射撃訓練 部品 計算が命 大部品 船務科 RD 3 評価値 3部品 船務科とは 部品 船務科は事務も兼ねる 部品 色々な雑務 部品定義 部品 宰相府海上保安庁とは 造船業の進出に伴い、海上、および港湾近辺での犯罪活動を取り締まる目的で創設された、宰相府海軍の新部署である。T22での活躍で、人員が増えた事で新たに作られることになった。 部品 密輸対策の為に創設された 宰相府への人の出入りが多くなるのに伴い、金目当てで輸出禁止の品を国外へ密輸しようとする輩が増える恐れがある。これを防ぐ為、ハイウェイパトロールと海上保安庁が設立された。 部品 海上保安庁の主な仕事 領海内における海難救助や交通整理、避難誘導。異常がないかの見回りに密輸・密猟の取り締まりなど主に国内の担当。有事には海軍との合同作戦に就くこともあった。 部品 護衛艦シグレ級とは T22で宰相府で開発された護衛艦である。空母の護衛だけではなく、補助空母として揚陸艦として運用される多目的艦だった。武装の関係で空母より建造費が高い。 部品 シグレの名を冠した T21で大活躍したせこいあの名前を冠してセコイア級になるはずだったのだが、帝國軍内のやんごとなき事情でシグレの名前になった。一説では僕の名前にしてくださいと本人が嘆願したという。 部品 長い シグレ級の船体は長く、細長い恰好だった。これは艦後半が艦載機用ヘリポートになっていたせいである。格納庫は4機分しかなく、それ以外は露天係止されていた。実は4機でも格納庫の出し入れは大変で平時では3機運用になっている。 部品 200m級護衛艦 シグレ級は中型輸送船を原型に設計されたので速力が遅く、ダメージコントロールも限定的だった。装甲もない。しかし兵装は充実し、艦載機(垂直離着陸機とI=D)を8機も積め、居住区では兵員200名をひと月輸送できた。ちなみにVLSは64セル、砲は一門のみである。定員は乗員8名(海軍軍人4名、事務2名、整備2名)であった。 部品 船とは 水に浮かべて自走する乗り物を船という。自走できないと艀、となる。古来から存在する者で、広く使われる存在でもある。 部品 船のメリット 船はT22でもなお、最高の輸送効率を持つ交通機関である。重量あたりの消費エネルギーがもっとも小さく、大量の資材を輸送できる。 部品 低い環境負荷 効率が良いとは、つまり環境負荷が小さいことである。船を多用すると同程度の他の輸送手段を用いるよりはるかに自然に配慮したものになる。 部品 インフラ整備が容易 言うまでも無く船は港があればいい、航路を調査する調査船、ブイ、灯台もあれば、それだけで十分である。これらは道路網と比較するとコストが極端に安い。 部品 大重量輸送可能 船は単一の輸送手段としてはもっとも大きく重い塊を輸送できる。武器でいうなら他と比較して大きく重い武器を輸送、使用出来る。 部品 デザインの自由度 船は設計上の拘束条件が少ないためにデザインに自由度が高い。色々な形の船を作ることが可能である。逆に言えば中小国でも製造可能である。 部品 格納庫とは 機体を保管するための場所である。劣化を起こさず、破壊工作などを受けないよう、安全に保管するための設備を持っている。 部品 屋根 屋根は保管時の劣化を減らす重要な要因である。壁はなくてもいいが屋根は絶対にいる、と言われる。もちろん構造上壁のない格納庫もそうそうない。 部品 歩哨 破壊工作などを受けないように歩哨を立てている。新型機奪取とかされたら目もあてられないので厳重になっている。応援部隊の手配も可能。 部品 定位置 格納庫は雑然と入れると取り出すのが大変なので使用度などを確認の上、配置場所が決められている。本格整備なら奥の方、すぐに出し入れするなら入り口の近く、という具合である。出し入れのために前後に大きなシャッター出入り口を持つことも多い。 部品 整備の場所に 悪天候でも整備、補給ができるのが格納庫の良いところである。砂や雪も格納庫では防げる。これによっていつでも機体を送り出せるわけだ。 部品 一定の防御力 格納庫は攻撃に備えて一定の防御力を持つ、、解放口を決めて爆風をそちらに誘導したり、多数の機体がまとめて破壊されないよう配置したり、壁や屋根を強化していることもある。 部品 軍艦とは 軍用の船のことを艦、もしくは艇と呼ぶ。両者の違いは大きさである。小型のものを艇と呼ぶ。合わせて艦艇である。対して民間に用いる者を船と呼ぶ。艦船の総称も船というのでいささかややこしい。 部品 良いところは沢山 軍艦は船のメリットを引き継いでおりインフラ整備が簡単で大重量輸送が可能、デザインの自由度が高いこともあって理想的な軍用兵器であった。同じ種類の兵器でも弾数や補機類を充実させることが出来るので戦闘力には格段の差があったのである。 部品 問題点 軍艦の問題点はおおよそコストが高く、建造期間が長いことに集約される。このためすぐにそろえることが難しい。 部品 宰相府の艦船 宰相府の艦船はその設計と開発の立ち遅れから十分なノウハウと技術が溜まっておらず、民間造船所に生産を依頼していた。 部品 弱点、装甲が弱い 民間造船の限界ともいえるのであるが、装甲の研究がされておらず、防御については隔壁による浸水の局限化と火災対策が主であった。 部品 弱点、静粛性が悪い これまた民間造船の限界で、スクリューの静穏化などはまったくなされておらず、このため騒がしいという問題があった。 部品 居住性はとてもいい 宰相府の艦船は民間造船によるものなので居住性はすこぶるよく、トイレも各所にあった。魚雷の下で寝るようなこともない。ハンモックすらなかった。 部品 武装は別搭載 宰相府の艦船は民間造船にて船体を作り、装備は宰相府の兵器工廠で作られ、軍港の偽装岸壁で搭載されることになっていた。効率は悪いが民間に軍事技術が流出することはなかった。 部品 スクリューとは 船の推進装置である。水を切るプロペラであり、これによって推進力を発生させる。空気と水の性質の違いがあるため航空機用のプロペラとは形状が異なる。 部品 配置 スクリューは船の後部に取り付けられる。これは水の流れが遅いほどスクリュー効率が良くなるためである。通常舵の前に置く。 部品 小さな模様 スクリュープロペラは通常細かい模様によって作られている。これは水中での効率を最大化するための工夫である。泡立てないようにしたり良く水をつかむために進歩した結果こうなった。 部品 ディーゼルエンジンとは 圧縮着火機関のこと。スパープラグなどの火花を起こす電気着火方式よりも歴史は古く、それでいて現在もなお広く使われている。 部品 燃料選ばず ディーゼルエンジンは可燃性液体であれば燃料を選ばない強みがある。陸軍ではこの点が強く意識されて採用されるケースが多い。 部品 しかし高い ディーゼルエンジンは同じ出力のガソリンエンジンと比較して大きく重くなる。これは燃料を選ばない分前処理などに手間暇がかかるためである。 部品 ガソリンエンジンと比較して ガソリンエンジンと比較してディーゼルは気筒当たりの出力は小さいが、サイズを大きくできるメリットがあり、一定より大きなエンジンだとディーゼルエンジンだけになる。 部品 出力はおよそサイズに比例する ディーゼルエンジンはおよそサイズに比例して出力が大きくなる。艦船用は大きく、自動車用は小さい。適切なサイズで作られるというわけだ。 部品 ディーゼルエレクトロリックとは 船における推進力伝達方式の一つ。ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、その発生電力でモーターを回し推進する方式を指す。 部品 艦船における使用 ディーゼルエレクトロリックは艦船での使用が多い。これはスクリューの回転数制御を配電盤一つで出来る容易さによるものである。またレイアウトが自由にできる点も利点とされる。 部品 艦載レーダー 艦載レーダーとは艦に装備されたレーダーのことである。艦載レーダーは各種のレーダーの中でも施設レーダーに次いで強力な出力と探査範囲を持っている。 部品 大きなスペース 艦載レーダーが強力なのは、単純にレーダーを大きくできるためである。身も蓋もないのだが、おかげで強力なレーダーを装備できる。同じ程度の技術力ならより大きなレーダーの方が探査範囲が大きい。航空機よりずっと強力で広い範囲を探査できる。 部品 対空 航空機からの攻撃が一番被害が多いのが軍艦である。このため対空レーダーは必須であり、最重要課題だった。艦の一番いい場所に据え付けられている。 部品 対水上 対水上レーダーを備え、軍艦対策としている。先に見つけられれば先に攻撃をすることも可能である。ちなみに陸地、岩、潜望鏡なども探知できる。 部品 気象観測 気象レーダーも兼ねており、進路上の気象を調べることが可能である。基本的には使わない機能なのだが、無線封鎖などをしている場合はこれを頼ることになる。 部品 レーダーとは 電波(レーダービーム)を飛ばして反射する電波をとらえ、そこから情報を引き出す機器をレーダーという。レーダーは索敵の主要手段の一つである。 部品 走査範囲 レーダーの捜査範囲はアンテナとレーダービーム出力装置の可動範囲で決まる。出力装置は首を振りながらビームを打ち、受信装置でこれを受け取った後、解像処理される。 部品 走査速度と多走査線 当たり前の話ながら、レーダーの走査速度や走査線本数はレーダーの更新時間を決める。三〇秒一周なら三〇秒に一度しか画像更新されないわけだ。なるべく早くするために、技術的努力がなされている。 部品 アンテナの直径 反射電波を受け取るアンテナが大きいほど、当然得られる情報も増える。このためアンテナ直径はそのまま性能のバロメーターになる。 部品 出力規模 レーダービームの出力が強いほど、遠くまで届く。探査範囲は広がる。また形を正確にわかるようになる。ちなみに出力が強いと生体に悪影響があって鳥が落ちたりする。人間も無事ではいられない。 部品 ノイズ除去 反射電波で紛らわしいものは計算処理で除外して、必要な情報だけを残すようにする。地上などはノイズの塊であり、この処理をしないと下方向は見えなかった。 部品 フェイズド・アレイ・レーダーとは フェイズド・アレイ・アンテナを使用したレーダーをフェイズド・アレイ・レーダーと呼ぶ。レーダービームの制御をアンテナ素子の位相変化によって行うもののことを指す。 部品 既存のレーダーとの違い フェイズド・アレイ・レーダーは小さなレーダーの集まりということもできる。この小さなレーダーを素子という。レーダー素子をの集まりがフェイズド・アレイ・レーダーだ。 部品 素子の正体 レーダー素子はそれぞれ送信機、受信機、位相変換機からなる。一つが一枚の電子基板になっている。これらをたくさん集めてデータを集計、一つの大きなレーダーとして運用する。 部品 どんなメリットが? フェイズド・アレイ・レーダーは構造上、送信機、アンテナを可動さないでいい。首を振らないでいいわけだ。これはとりもなおさず死角、走査時間の短縮をもたらす。 部品 干渉が減る レーダービームの出力が大きくするのはレーダーの性能向上の基本策なのだが、やると今度はアンテナの受信障害になった。ところがフェイズド・アレイ・レーダーは素子一個一個は小さいのでこの干渉が少なかった。 部品 故障率の低下 大きな入出力機構を持つほど、当然壊れやすくなる。さらに可動部品点数が増えても、同じである。フェイズド・アレイ・レーダーはこの点、部品少なく可動部品も少なく、レーダーには良い結果を生んだ。 部品 整備も簡単 故障時は調子の悪い基板を交換するだけでよく、整備性は格段に向上していた。整備性があがれば稼働率も良くなる。レーダー故障で出撃出来ないなどは少なくなった。 部品 簡単に大きくできる 構造上、フェイズド・アレイ・レーダーは簡単に大型化できた。大型化は高性能化をもたらすのでこれは多大な利益をもたらした。 部品 レーザー通信とは レーザー光線による通信手段のこと。指向性が非常に高いために使用が難しいが、構造上ハッキングなどが極めて難しくなる。T22に向けて全ての無人機に搭載されることになった。 部品 レーザー通信のメリット ハッキングに対してきわめて強いのと、電波の逆探知、傍受がされないことに強いメリットがある。デメリットは受信が直線状に限られてしまうことによる。 部品 通信封鎖でも使える 通信封鎖状態でもレーザー通信だけは許可されており、実際に使用された。艦船での場合は上空にあげた艦載I=Dを経由して三角通信を行った。 部品 通信封鎖とは 通信封鎖とはこちらから通信しないし、通信を受けても通信封鎖命令以外は受けないことを言う。ずばり、通信内容を無視する処理である。 部品 その目的は 通信封鎖の目的はサイバー攻撃に備えて通信を控える事だった。以後、自己の判断で戦うことになるが、レーザー通信はこの例外となり、連携を行うことができた。 部品 通信封鎖の解除 通信封鎖の解除はあらかじめ決められた時刻を過ぎることで解除される。その前に再度命令が出ると通信封鎖を継続する。 部品 CICとは 戦闘情報中枢のこと。戦闘艦橋ということもある。が、実は地上施設でもCICを設営、運用することはあるので適切な訳語でない時もある。 部品 統一指揮の利点 戦いの第一法則、戦力の多い方が勝つ。ここから鑑みると、戦力の運用はなるべく一つにまとめて集中運用したほうが良い。CICはそのための施設である。 部品 頭脳としての役割 CICは戦闘単位の頭脳であり情報が集まる中心である。最上位指揮官はCICに籠って戦闘指揮を行うことになる。 部品 情報は一か所に集められる 戦場での情報の全てはCICに送られ、評価、分析が行われる。現場では分からない敵の意図や動きも、俯瞰的立場から理解できる。 部品 通信中枢でもある CICは充実した通信機能を持っており、必要な現場の全てと情報のやりとりが可能である。このために強力な通信機を複数装備している。 部品 住人は指揮官とオペレーター CICにはオペレーターと指揮官が乗り込む。参謀が入る時もある。それなりの大所帯になるので食料、飲料、トイレなどが完備されている。 部品 中央スクリーン CICには大型の中央スクリーンが装備されており、一覧性に優れた情報提供を行っている。ちなみに低物理では大きな地図と駒、中物理域では液晶スクリーンを用いる。 部品 防護最大 CICが破壊されるとだいたい戦いに負けるので、防護は最大になるように設計、設置される。CICが壊れるのは一番最後でなければいけないのだ。 部品 固定ベルト CICは資料やスタッフ、装備を固定するために大量の固定ベルトが存在する。揺れたり衝撃を受けたりしても被害を最小限にできる。 部品 副司令はCICに入らない 万が一CICが破壊された場合に備えて、次席司令官はCICに入らないように定められていた。予備や別の指揮所に入ることになっている。 部品 ヘリポートとは エアバイク、I=Dや垂直離着陸機、ヘリが着陸、離陸するための場所のこと。安全に離着陸できるように大きさ、クリアランス、傾斜、着陸面の水はけ、対荷重などが定められている。 部品 飛行場より狭くて良い ヘリポートは小さなもので縦横15mあればよく、大きくても縦横25mあればよい。艦上に作成もできる。作りやすさから飛行場が用意できない場所にも作られる。 部品 事故を防ぐ ヘリポートは死傷率の最も高い着陸事故(転覆)や離陸事故(架線接触)を減らす手段であり、これによって安全な運航を担保するものである。 部品 法的な指定 ヘリポートにはクリアランスや面積、傾斜などから緊急指定ヘリポート(常用できない)ものと、常用可能なものがある。 部品 荷下ろし、乗降 当然の機能として、荷下ろしや乗降のために必要な機能がある。多くの場合は車両でこれを行うが、アーム方式で施設の一部になっているときもある。 部品 支援機材がある 支援機材とは航空機やI=D、ヘリ、エアバイクなどの地上作業に必要な機材である。通常これらは空中では不要質量のために切り離されて地上に置かれている。乗降用梯子やウエポンローダーなどがそれである。 部品 補給所兼ねる 燃料、弾薬を補給できるようになっていた。それらを装着するためのウェポンローダーもある。それらの作業員も当然いる。 部品 整備もできる。 整備を行うための人員、設備、装備があって、機体を整備することができた。点検や記録をつくるための事務設備もついている。 部品 格納庫とは 機体を保管するための場所である。劣化を起こさず、破壊工作などを受けないよう、安全に保管するための設備を持っている。 部品 屋根 屋根は保管時の劣化を減らす重要な要因である。壁はなくてもいいが屋根は絶対にいる、と言われる。もちろん構造上壁のない格納庫もそうそうない。 部品 歩哨 破壊工作などを受けないように歩哨を立てている。新型機奪取とかされたら目もあてられないので厳重になっている。応援部隊の手配も可能。 部品 定位置 格納庫は雑然と入れると取り出すのが大変なので使用度などを確認の上、配置場所が決められている。本格整備なら奥の方、すぐに出し入れするなら入り口の近く、という具合である。出し入れのために前後に大きなシャッター出入り口を持つことも多い。 部品 整備の場所に 悪天候でも整備、補給ができるのが格納庫の良いところである。砂や雪も格納庫では防げる。これによっていつでも機体を送り出せるわけだ。 部品 一定の防御力 格納庫は攻撃に備えて一定の防御力を持つ、、解放口を決めて爆風をそちらに誘導したり、多数の機体がまとめて破壊されないよう配置したり、壁や屋根を強化していることもある。 部品 光線砲とは レーザー光を使用した光学兵器を言う。同威力の実体弾兵器と比較して一発当たりのコストが安い特徴がある一方、システム全体が大きく重い問題がある。 部品 照準装置が簡単 レーザーは照準、射撃統制に用いる計算要素が非常に少ない(直進するだけ)なので、照準周りのシステムは大変簡単である。故障知らずで精度もいいが、間接射撃などはできない。 部品 弾数が多い レーザー兵器はエネルギーさえあれば弾の補給が不要で、射撃数が増えれば実体弾よりも軽くなる。このため機関砲代りに使用する場合はある。もっともこの場合電力供給とが問題になる。 部品 反動がない レーザー兵器は発射時の反動がほぼないため、宇宙などで使いやすい兵器と言える。また命中精度は当然良くなる。反動軽減機構もないので軽くなる。 部品 しかし威力は小さい レーザー砲は特に大気中にて威力が低い。これにはいろいろな問題があって大気による歪みや破壊した目標の一部が蒸気になってレーザーの連続的打撃を防ぐためである。 部品 廃熱 レーザーはシステム上発熱を避けられず、放熱をどうするかは常に技術的問題になる。射撃時にインターバルを持たせるなどの対応をしている。 部品 電力問題 レーザーの根本的問題は大電力が必要である、これにつきる。発電システムがある軍艦やI=Dは簡単に搭載できるが、他では重量比性能でどうしても実体弾に劣る。 部品 パルスレーザーとは 短いパルスのレーザー砲である。パルスレーザー砲はレーザー砲特有の威力低下、廃熱問題の双方を解決する手段である。 部品 パルスレーザーの仕組み パルスレーザー砲は細かい時間間隔で点滅をくり返すレーザー砲のことである。なので構造その他は通常のレーザーと変わるところはない。 部品 用途 パルスレーザーは高速飛翔体に目立って効果がある。このため対空迎撃や小型機対策で使われる。連続波レーダーより出力が劣るので小型機装備が多かった。射程は地上で10km、宇宙で1000kmほどである。 部品 大出力光線砲とは 連続波レー座―を使用した光学兵器であり、宇宙での主力部兵器である。大出力に任せてレーザーを照射、目標を破壊するもので、地上用では見ないような桁外れの威力を持つ。 部品 射程12000km 大出力レーザーの強みは大射程、大威力である。半面、大きく重く、使い勝手は悪い。そもそも索敵が追い付かないので実質有効射程は6000km程度になっている。 部品 20分に5秒 大出力レーザーは冷却にたくさんの時間がかかる。平均で二〇分に一度しか射撃できない。連続照射時間は五分であり、薙ぎ払うように撃つことも可能である。 部品 艦載110mm砲とは 艦に搭載された110mm軽砲を言う。艦載にあたって砲塔化され、自動装填装置を加えて連射速度が顕著に向上した。 部品 一分間に一〇〇発以上 艦載110mm砲は自動装填装置と機械力による砲塔の自動制御によって著しく連射能力を向上させた。その数、一分間に一〇〇発以上で攻撃力については著しく高まった。 部品 レーダー連動 レーダー連動して照準と射撃が可能である。命中精度、実用有効射程は大幅に向上している。特殊砲弾の使用で長距離攻撃も可能だった。 部品 コンピューター連動 レーダーに加え弾道計算を艦側の大型コンピューターが行う。連射能力を生かして仰角を変えて連射、同時に同じ場所に命中させる芸当も可能だった。 部品 重い…… 弾薬600発と砲塔、揚弾装置などを含めた総重量は40tを超えており、地上搭載、艦載以外では運用が不可能だった。 部品 110mm軽砲とは 宰相府で作られた支援用の砲で射程は20000mの中物理砲である。同様の砲を開発していた人狼領地がT20末に廃藩になったために宰相府で代替として開発された。 部品 しかし宰相府は大砲を作ったことがなかった…… 宰相府には星鋼京の100mmランス、120mmランスしか生産したことがなかった。いずれも電磁砲であり、高物理域に属していた。まあ、技術力はあるからなんとかなるよねで開発されたのが本砲である。 部品 基本的なデザインアウトライン 歩兵部隊でも使用できる軽便な砲で40mmグレネード弾よりも威力の大きな弾を運用することを目的に作られた。量産性は良いことが求められ、ヘリ輸送が可能なサイズであること、迷宮を人力で引いて輸送できること、直射でI=D装甲に対抗できることが求められた。無茶ばっかりである。 部品 試作砲とノウハウの蓄積 大砲そのものは枯れた技術なのだが、宰相府ではそんな旧式砲作ったことがなく、ノウハウもないのでコンピュータシミュレーションを繰り返してノウハウを蓄積した。面倒くさいことに特殊鋼を山盛り使う必要があり、砲だけでかなり高くつくことになった。 部品 それでも(無理やり)作った それでも110mm砲を作ったのは中物理域での戦いがあった時に投入できる兵器が少なく、よんた藩国が準藩国化したこともあり、かなり防衛が手薄になってしまったからである。宰相府はそっと支援する国家なのだった。 部品 宰相府が辿り着いた答えはハイブリッド砲だった 曲者なのはI=D装甲を直射で破る、である。共和国の鈍重なI=Dならともかく、帝國の華麗なI=Dは早すぎて命中させるのが困難だった。そこで砲からミサイルを撃ちだして対抗することとした。本末転倒である。なお、共和国名誉のため付け加えると共和国のI=Dは110mm砲直撃でも簡単には落ちない。 部品 ハイブリッド砲のために ハイブリッド砲、すなわちミサイルも撃てる大砲は、前例がないわけでもない。ただ、あまり主流にならないのは、ミサイルは本質的に簡易なレールで発射できるためである。わざわざ砲の中を通す意味がない。ところがミサイルもハイブリッドだと、事情が変わってくる。砲で撃ちだしてロケットで射程を延伸するタイプのハイブリッド弾ではミサイルよりサイズを小さくし、弾頭を大きくできるのである。 部品 滑腔砲の理論 通常、大砲と言えばライフリングしたライフル砲である。これはライフリングによって弾が回転し、ジャイロ効果が発生、弾が安定して飛ぶためである。対して滑腔砲はライフリングがなく、製造は容易だが弾道安定性は非常に悪かった。 部品 滑腔砲のメリット 滑腔砲のメリットは摩耗による砲身の劣化が少ないことと、回転などで発射エネルギーを殺されないため、運動エネルギーが大きいこと、それとハイブリッド砲にできることである。 矢のようなAPFSDS弾はこの特性を生かした砲弾である。高い運動エネルギーを与えて弾芯をぶつける。 部品 実際に作ってみた滑腔砲 理論に沿って滑腔砲を設計したところ、当初予定していた直径100mmではとても収まらず、最終的に110mm砲にスケールアップした。実は110mmでも若干不足ではあったのだが、この直径が増えると二乗で重さが増えて三乗で体積が増えるのでどうにも増やせなかったのである。欲張りすぎた弊害である。 部品 110mm砲のスペック 完成した110mm砲は砲本体の重量が1440kg。全長5mの長砲身(50)である。昔ならカノンに分類されていただろう。ケースレス弾式の完全一体型弾薬を使用している。各種の特殊砲弾が使えた。 部品 通常砲弾 基本となる砲弾で、小さな羽根がついており、ある程度の誘導能力がある。砲弾先に目標地点への誘導のための衛星位置把握センサーがついている。衛星だけでなくてレーザー誘導や航空機による誘導も可能である。 部品 制圧弾 榴弾で炸薬部分以外は通常砲弾と同様である。空中で小弾子をばらまき、それぞれ爆発させる。クラスター爆弾の一種である。 部品 延伸弾 砲弾にロケットモーターを装着したもので射程を延伸する効果がある。射程的に20000mが増える。これで最大40kmの性能を持つ。構造的には対地ミサイルの一種 部品 照明弾 明るく照らすための照明弾。現代戦ではあまり意味は無いとされるが、ニューワールドでは夜戦装備のない歩兵部隊もまだ相応にあるせいで今も量産されている。 部品 化学砲弾 化学兵器ではなく、化学変化による爆薬を積んだ砲弾。直射用で射程は2000m程度である。ある程度の対装甲能力があるが、主として家屋破壊に用いられる。 部品 APFSDS砲弾 まさに矢のような運動エネルギー砲弾で、直射用である。射程は4000mというが、実質は半分程度。ウラン弾芯とも言われている。 部品 対I=Dミサイル I=Dを打ち落とすためのミサイルで、帝國製の高機動I=Dを想定して非常に高機動に出来ている。射程は20000mとされる。対空ミサイルを兼ねる。 部品 対空ミサイル 中距離以上の防空を行うミサイルだが、レーダーの支援がないと自衛用途にしか使えず、気休め程度というのが一般的な評価だった。ただ、気休めといえども防空では必要でかなりの数が作られた。 部品 対装甲ミサイル 対I=Dミサイルが炸薬不足という事で開発された共和国のI=Dを想定して作られた砲。ロケットモーター部と誘導システムが小型化してある分、炸薬が増えている。 部品 対ミサイルミサイル ミサイルを打ち落とすためのミサイルで、価格、性能ともに非常に高い。ちなみに打ち落とせるのは巡航ミサイルと空中発射型の対地ミサイル、落下型爆弾のみである。 部品 VLSとは 素直発射型のミサイルランチャーである。1発1セルとし、複数の種類のミサイルを立てて収納、発射する形式を取っている。 部品 スペースを取らない ミサイルを立てて収納すると、斜めに装備したり、回転ランチャーに装備したりするのと比較してあるかに場所を取らない。これは重量節減にもつながる。 部品 レイアウト自由 VLSは構造上ただの箱の集合体なのでレイアウトは自由にできる。かつては一か所にまとめていたが、今では艦の横側に一列で並べることも多くなった。 部品 稼働率が良い VLSは可動部分が少なく、一発撃った後の再装填などがないのでとても稼働率が高い。これは軍事兵器として大きなメリットである。 部品 多数を装備可能 VLSはミサイルを輸送とランチャーを兼ねて多数を装備し、同時発射が可能な形態である。きわめて便利なので、多数の艦がこれを装備するようになっている。 部品 レーダー連動 言うまでもなくVLSはレーダーを利用して照準、誘導を行う。レーダーと連動しないミサイルもないではないし運用はできるが、割と特殊な用途であった。 部品 レーダーの性能に大きく依存する VLSがレーダーの索敵データを使用する以上、レーダーの性能がVLSの性能の過半を決めると言えた。レーダー強化は今日の課題にもなっている。 部品 通信連動機能 レーダーが故障したり、破壊された状況や、レーダーの探知距離より長い距離で連絡したい場合、他のレーダーのデータをデータリンクで借りることができた。 部品 垂直発射後に転進 ミサイルは一度垂直に打ちあがった後、向きを変えて飛んでいく。対空、対地、対艦ミサイルいずれも同様である。 部品 キャニスター ミサイルはさまざまなサイズがあり、VLSのサイズに合わないこともある。セルを大きくはできないので設計より大きなミサイルは使えないが、対して詰め物をして小さなミサイルを装備することはできる。これがキャニスターである。 部品 長距離巡航ミサイル”セーラー” 長距離巡航ミサイルは射程400kmのミサイルであり、自身が光学カメラや測位システムを装備している。つまりレーダー誘導不要である。(レーダー誘導や他機誘導もできる) 部品 ロケットブースターとジェット セーラーはロケットブースターとジェットエンジンで飛行する。打ち上げのみロケットで、以後はジェットである。翼をもっており、発射後に展開する。 部品 長射程を生かして セーラーは長射程を生かして敵の拠点に向けて撃たれる。アウトレンジから攻撃できる利点はあるのだが、撃墜は極端に難しいわけではなく、また単独運用されるためにさほど強いものでもなかった。 部品 対レーダーミサイル”セーラーB” セーラーとほぼ同系のミサイルであるがレーダー波を感知してそっちに飛んでいくように作られている。射程は同じく400kmである。レーダーサイト潰しに使われる。 部品 レーダーをオフされても セーラーBはレーダーをオフされても推測航法で移動、突入する。この時一度旋回して待機状態に入り、レーダーが再起動するまで待つことも可能である。 部品 中型対地ミサイル”パイロット” 艦載ミサイルの主力ともいえるミサイルで、射程は100km、誘導方式も母艦レーダーだよりながら、その分コストが安く、速度も高速で使い勝手が良かった。 部品 高速ミサイル パイロットは巡航ミサイルと比較して速度が速く、撃墜が困難だった。代わりに射程が短いというわけだ。射程100kmでも十分な局面は多いので、このミサイルは開発された。 部品 地下破壊可能 パイロットは目標に突入後、壊れながら敵施設の中に入り、中ほどで爆発するようになっていた。先端部分ではなく真ん中に起爆装置と爆薬がある。このため地下10mほどなら突き破って攻撃可能だった。 部品 対艦ミサイル”パイロットB” パイロットと大部分が共通化されたミサイルで、対艦能力を強化したミサイルである。もともとのパイロットに誘導装置を強化する形で作られた。 部品 動いているものにもいけます パイロットBは艦船以外にも戦車にも有効な兵器であった。もっとも戦車一両の値段よりも高価なミサイルなので、めったなことでは使われなかった。 部品 大型対空ミサイル”プラチナ” プラチナは他の対空ミサイルなどとともに運用されるもので、射程140kmを誇るタイプである。高機動ミサイルでI=Dを撃墜することに主眼を置かれている。 部品 大型対空ミサイルゆえの機能 プラチナは自分自身でもレーダーを搭載しており、誘導をせずに運用することも可能である。ただ、その分高価なミサイルであった。 部品 分裂対空ミサイルプラチナBとは プラチナとほぼ同じロケットモーターを装備するが、弾頭部分だけ異なり、独立した対空ミサイル4本になっていた。航空様I=Dの高い機動力に対応した兵器である。 部品 同時攻撃 プラチナBは同時攻撃によって敵I=Dの対応限度を超えるように作られていた。包み込むように他方向から来る攻撃はI=Dにとって非常に厄介だった。 部品 対潜水艦ミサイル”クロス” クロスは対潜水艦用の短魚雷である。ロケットブースターで打ち上げられて着水、その後は目標に向かって移動して爆発する。航空機様I=Dも装備していた。 部品 弾頭は強力 一発でシールドシップも沈められるほどの強力な弾頭を装備していた。もっとも、シールドシップの後ろにくいつければである。水中速度的には72kmに過ぎず、シールドシップ捕捉には速度がたりなかった。 部品 威力を生かして いささか乱暴ながら、クロスは弾頭の強さを利用して直撃以外の水圧などで敵に損害を与えることも狙っていた。何より大きい衝撃でセンサー類を一時的使用不可能にすることを期待していた。 部品 時限式 クロスは時限式に起爆することが可能であり、継続的な爆破が可能だった。防御的に使用するとき、この方法は有効だった。 部品 数打てば クロスは対シールドシップ戦では大量にばら撒いて速度の遅さをカバーしようとして作られていた。位置予測からのばらけさせての打ち方である。これは対RB戦にも有効ではあった。もっとも、勝ち目は薄い。 部品 通常砲弾 基本となる砲弾で、小さな羽根がついており、ある程度の誘導能力がある。砲弾先に目標地点への誘導のための衛星位置把握センサーがついている。衛星だけでなくてレーザー誘導や航空機による誘導も可能である。 部品 制圧弾 榴弾で炸薬部分以外は通常砲弾と同様である。空中で小弾子をばらまき、それぞれ爆発させる。クラスター爆弾の一種である。 部品 延伸弾 砲弾にロケットモーターを装着したもので射程を延伸する効果がある。射程的に20000mが増える。これで最大40kmの性能を持つ。構造的には対地ミサイルの一種 部品 照明弾 明るく照らすための照明弾。現代戦ではあまり意味は無いとされるが、ニューワールドでは夜戦装備のない歩兵部隊もまだ相応にあるせいで今も量産されている。 部品 化学砲弾 化学兵器ではなく、化学変化による爆薬を積んだ砲弾。直射用で射程は2000m程度である。ある程度の対装甲能力があるが、主として家屋破壊に用いられる。 部品 APFSDS砲弾 まさに矢のような運動エネルギー砲弾で、直射用である。射程は4000mというが、実質は半分程度。ウラン弾芯とも言われている。 部品 対I=Dミサイル I=Dを打ち落とすためのミサイルで、帝國製の高機動I=Dを想定して非常に高機動に出来ている。射程は20000mとされる。対空ミサイルを兼ねる。 部品 対空ミサイル 中距離以上の防空を行うミサイルだが、レーダーの支援がないと自衛用途にしか使えず、気休め程度というのが一般的な評価だった。ただ、気休めといえども防空では必要でかなりの数が作られた。 部品 対装甲ミサイル 対I=Dミサイルが炸薬不足という事で開発された共和国のI=Dを想定して作られた砲。ロケットモーター部と誘導システムが小型化してある分、炸薬が増えている。 部品 対ミサイルミサイル ミサイルを打ち落とすためのミサイルで、価格、性能ともに非常に高い。ちなみに打ち落とせるのは巡航ミサイルと空中発射型の対地ミサイル、落下型爆弾のみである。 部品 海軍軍人とは 海軍の軍人である。海軍は他の組織と比較して技術寄りであることで知られている。スキルの空軍、政治の陸軍に対して技術者の海軍、という。 部品 技術寄りにならざるをえない 海軍ほど科学技術で勝負がつく分野もない。残念ながら精神論では一〇〇年前の時代でも勝つことはできない。より高性能の兵器を搭載した軍艦に射程外から一方的に殴られるのである。 部品 全ての海軍軍人は技術者である 船乗りでない海軍軍人はいても、技術者でない海軍軍人はいない。それが海軍というものである。船は時代時代のテクノロジーの集大成なのだ。 部品 拡大しにくい 海軍ほど拡張が難しい所もない。無理やり規模を拡大すると名目はともかく技術者の技術不足でどうにもならなくなってしまう。技術者を増やすのは容易ではない。 部品 海軍の兵科分類 海軍には各種の兵科がる。飛行科(パイロット)、事務、補給、医療は別職業に説明を譲り、ここでは海軍特有の兵科の説明を行う。 部品 航海科とは 航海に関する全般を掌握する。操舵の他、歴史的な経緯で見張、気象観測も仕事の内に入る。今ではレーダーを扱うようになって仕事が増えた。 部品 船を動かすのが航海 当たり前といえばそうなのだが、戦闘地域まで移動したり、戻ってきたりする際に仕事しているのはこの航海科の人々である。艦の日常と乗り物としての艦を扱うのが航海科の仕事なのだ。 部品 回避運動もやる 航海科は回避運動も行う。現代兵器は命中率が高いので回避もなにも、という感じではあるが、回避運動の訓練をやっているのは確かである。 部品 機関科とは エンジンの運用管理を担当する。機械整備や運用のエキスパートである。その関係でダメージを受けたときの対応も行う。 部品 機械整備 機械整備を仕事にするのだから機関科は整備士でもある。もっとも、扱う機械がとても大きく、一人では手が回らないのでチームで作業を行う。 部品 航空機の整備も? 飛行科に属する機体整備は飛行科の中に整備士をつけるのが筋、なのだが人員不足から機関科の人員がI=Dなどの整備を行うことがある。 部品 砲雷科とは 艦の各種武器の運用を行う。レーダーの一部機能は砲雷科が行う。ちなみに歴史的な経緯で甲板作業はこの科が行う。つまり荷物の出し入れや港湾作業、甲板の掃除なども行う。 部品 射撃訓練 砲雷科は訓練に明け暮れる科である。航海中暇、という事情もあって、とにかく訓練している。このため職人気質が多い。 部品 計算が命 砲雷科は計算能力が高くないと仕事が成立しない。コンピューターやレーダーのデータをもとに射撃パラメータを決定していくのである。 部品 船務科とは 航海科、機関科、砲雷科、以外の仕事をする部門である。レーダー操作を船務科に任せる海軍もある。無線関係も扱うためである。コンピューターの扱いもここで行う。 部品 船務科は事務も兼ねる レーダー操作を航海科、無線の整備を機関科がやることもあって、船務科の仕事はほぼほぼ事務と同じになっている。コンピューター使うのも事務と同じである。 部品 色々な雑務 船務科は警備や臨時陸戦隊の仕事の他、パーティの準備なども行う。また館内裁判では副長とともに弁護人になる。 提出書式 大部品 宰相府海上保安庁 RD 181 評価値 12 -部品 宰相府海上保安庁とは -部品 密輸対策の為に創設された -部品 海上保安庁の主な仕事 -大部品 護衛艦シグレ級 RD 161 評価値 12 --部品 護衛艦シグレ級とは --部品 シグレの名を冠した --部品 長い --部品 200m級護衛艦 --大部品 船 RD 6 評価値 4 ---部品 船とは ---部品 船のメリット ---部品 低い環境負荷 ---部品 インフラ整備が容易 ---部品 大重量輸送可能 ---部品 デザインの自由度 --大部品 格納庫 RD 6 評価値 4 ---部品 格納庫とは ---部品 屋根 ---部品 歩哨 ---部品 定位置 ---部品 整備の場所に ---部品 一定の防御力 --大部品 軍艦 RD 3 評価値 3 ---部品 軍艦とは ---部品 良いところは沢山 ---部品 問題点 --大部品 宰相府の艦船 RD 5 評価値 4 ---部品 宰相府の艦船 ---部品 弱点、装甲が弱い ---部品 弱点、静粛性が悪い ---部品 居住性はとてもいい ---部品 武装は別搭載 --大部品 スクリュー RD 3 評価値 3 ---部品 スクリューとは ---部品 配置 ---部品 小さな模様 --大部品 ディーゼルエンジン RD 5 評価値 4 ---部品 ディーゼルエンジンとは ---部品 燃料選ばず ---部品 しかし高い ---部品 ガソリンエンジンと比較して ---部品 出力はおよそサイズに比例する --大部品 ディーゼルエレクトロリック RD 2 評価値 2 ---部品 ディーゼルエレクトロリックとは ---部品 艦船における使用 --大部品 艦載レーダー RD 19 評価値 7 ---部品 艦載レーダー ---部品 大きなスペース ---部品 対空 ---部品 対水上 ---部品 気象観測 ---大部品 レーダー RD 6 評価値 4 ----部品 レーダーとは ----部品 走査範囲 ----部品 走査速度と多走査線 ----部品 アンテナの直径 ----部品 出力規模 ----部品 ノイズ除去 ---大部品 フェイズド・アレイ・レーダー RD 8 評価値 5 ----部品 フェイズド・アレイ・レーダーとは ----部品 既存のレーダーとの違い ----部品 素子の正体 ----部品 どんなメリットが? ----部品 干渉が減る ----部品 故障率の低下 ----部品 整備も簡単 ----部品 簡単に大きくできる --大部品 レーザー通信 RD 6 評価値 4 ---部品 レーザー通信とは ---部品 レーザー通信のメリット ---部品 通信封鎖でも使える ---大部品 通信封鎖 RD 3 評価値 3 ----部品 通信封鎖とは ----部品 その目的は ----部品 通信封鎖の解除 --大部品 CIC RD 10 評価値 5 ---部品 CICとは ---部品 統一指揮の利点 ---部品 頭脳としての役割 ---部品 情報は一か所に集められる ---部品 通信中枢でもある ---部品 住人は指揮官とオペレーター ---部品 中央スクリーン ---大部品 CICの防護 RD 3 評価値 3 ----部品 防護最大 ----部品 固定ベルト ----部品 副司令はCICに入らない --大部品 ヘリポート RD 4 評価値 3 ---部品 ヘリポートとは ---部品 飛行場より狭くて良い ---部品 事故を防ぐ ---部品 法的な指定 --大部品 ヘリポート、飛行場、宇宙機発着場共用部品 RD 10 評価値 5 ---部品 荷下ろし、乗降 ---部品 支援機材がある ---部品 補給所兼ねる ---部品 整備もできる。 ---大部品 格納庫 RD 6 評価値 4 ----部品 格納庫とは ----部品 屋根 ----部品 歩哨 ----部品 定位置 ----部品 整備の場所に ----部品 一定の防御力 --大部品 光学兵器(光線砲) RD 7 評価値 5 ---部品 光線砲とは ---部品 照準装置が簡単 ---部品 弾数が多い ---部品 反動がない ---部品 しかし威力は小さい ---部品 廃熱 ---部品 電力問題 --大部品 パルスレーザー砲 RD 6 評価値 4 ---部品 パルスレーザーとは ---部品 パルスレーザーの仕組み ---部品 用途 ---大部品 大出力レーザー RD 3 評価値 3 ----部品 大出力光線砲とは ----部品 射程12000km ----部品 20分に5秒 --大部品 艦載110mm砲 RD 26 評価値 8 ---部品 艦載110mm砲とは ---部品 一分間に一〇〇発以上 ---部品 レーダー連動 ---部品 コンピューター連動 ---部品 重い…… ---大部品 110mm軽砲 RD 11 評価値 6 ----部品 110mm軽砲とは ----部品 しかし宰相府は大砲を作ったことがなかった…… ----部品 基本的なデザインアウトライン ----部品 試作砲とノウハウの蓄積 ----部品 それでも(無理やり)作った ----部品 宰相府が辿り着いた答えはハイブリッド砲だった ----部品 ハイブリッド砲のために ----部品 滑腔砲の理論 ----部品 滑腔砲のメリット ----部品 実際に作ってみた滑腔砲 ----部品 110mm砲のスペック ---大部品 特殊砲弾 RD 10 評価値 5 ----部品 通常砲弾 ----部品 制圧弾 ----部品 延伸弾 ----部品 照明弾 ----部品 化学砲弾 ----部品 APFSDS砲弾 ----部品 対I=Dミサイル ----部品 対空ミサイル ----部品 対装甲ミサイル ----部品 対ミサイルミサイル --大部品 VLS RD 39 評価値 9 ---部品 VLSとは ---部品 スペースを取らない ---部品 レイアウト自由 ---部品 稼働率が良い ---部品 多数を装備可能 ---部品 レーダー連動 ---部品 レーダーの性能に大きく依存する ---部品 通信連動機能 ---部品 垂直発射後に転進 ---部品 キャニスター ---大部品 ミサイル各種 RD 19 評価値 7 ----大部品 長距離巡航ミサイル RD 3 評価値 3 -----部品 長距離巡航ミサイル”セーラー” -----部品 ロケットブースターとジェット -----部品 長射程を生かして ----大部品 対レーダーミサイル RD 2 評価値 2 -----部品 対レーダーミサイル”セーラーB” -----部品 レーダーをオフされても ----大部品 中型対地ミサイル RD 3 評価値 3 -----部品 中型対地ミサイル”パイロット” -----部品 高速ミサイル -----部品 地下破壊可能 ----大部品 対艦ミサイル”パイロットB” RD 2 評価値 2 -----部品 対艦ミサイル”パイロットB” -----部品 動いているものにもいけます ----大部品 大型対空ミサイル RD 2 評価値 2 -----部品 大型対空ミサイル”プラチナ” -----部品 大型対空ミサイルゆえの機能 ----大部品 分裂対空ミサイル”プラチナB” RD 2 評価値 2 -----部品 分裂対空ミサイルプラチナBとは -----部品 同時攻撃 ----大部品 対潜水艦ミサイル RD 5 評価値 4 -----部品 対潜水艦ミサイル”クロス” -----部品 弾頭は強力 -----部品 威力を生かして -----部品 時限式 -----部品 数打てば ---大部品 特殊砲弾 RD 10 評価値 5 ----部品 通常砲弾 ----部品 制圧弾 ----部品 延伸弾 ----部品 照明弾 ----部品 化学砲弾 ----部品 APFSDS砲弾 ----部品 対I=Dミサイル ----部品 対空ミサイル ----部品 対装甲ミサイル ----部品 対ミサイルミサイル -大部品 海軍軍人 RD 17 評価値 7 --部品 海軍軍人とは --部品 技術寄りにならざるをえない --部品 全ての海軍軍人は技術者である --部品 拡大しにくい --部品 海軍の兵科分類 --大部品 航海科 RD 3 評価値 3 ---部品 航海科とは ---部品 船を動かすのが航海 ---部品 回避運動もやる --大部品 機関科 RD 3 評価値 3 ---部品 機関科とは ---部品 機械整備 ---部品 航空機の整備も? --大部品 砲雷科 RD 3 評価値 3 ---部品 砲雷科とは ---部品 射撃訓練 ---部品 計算が命 --大部品 船務科 RD 3 評価値 3 ---部品 船務科とは ---部品 船務科は事務も兼ねる ---部品 色々な雑務 部品 宰相府海上保安庁とは 造船業の進出に伴い、海上、および港湾近辺での犯罪活動を取り締まる目的で創設された、宰相府海軍の新部署である。[[T22]]での活躍で、人員が増えた事で新たに作られることになった。 部品 密輸対策の為に創設された 宰相府への人の出入りが多くなるのに伴い、金目当てで輸出禁止の品を国外へ密輸しようとする輩が増える恐れがある。これを防ぐ為、ハイウェイパトロールと海上保安庁が設立された。 部品 海上保安庁の主な仕事 領海内における海難救助や交通整理、避難誘導。異常がないかの見回りに密輸・密猟の取り締まりなど主に国内の担当。有事には海軍との合同作戦に就くこともあった。 部品 護衛艦シグレ級とは T22で宰相府で開発された護衛艦である。空母の護衛だけではなく、補助空母として揚陸艦として運用される多目的艦だった。武装の関係で空母より建造費が高い。 部品 シグレの名を冠した T21で大活躍したせこいあの名前を冠してセコイア級になるはずだったのだが、帝國軍内のやんごとなき事情でシグレの名前になった。一説では僕の名前にしてくださいと本人が嘆願したという。 部品 長い シグレ級の船体は長く、細長い恰好だった。これは艦後半が艦載機用ヘリポートになっていたせいである。格納庫は4機分しかなく、それ以外は露天係止されていた。実は4機でも格納庫の出し入れは大変で平時では3機運用になっている。 部品 200m級護衛艦 シグレ級は中型輸送船を原型に設計されたので速力が遅く、ダメージコントロールも限定的だった。装甲もない。しかし兵装は充実し、艦載機(垂直離着陸機とI=D)を8機も積め、居住区では兵員200名をひと月輸送できた。ちなみにVLSは64セル、砲は一門のみである。定員は乗員8名(海軍軍人4名、事務2名、整備2名)であった。 部品 船とは 水に浮かべて自走する乗り物を船という。自走できないと艀、となる。古来から存在する者で、広く使われる存在でもある。 部品 船のメリット 船はT22でもなお、最高の輸送効率を持つ交通機関である。重量あたりの消費エネルギーがもっとも小さく、大量の資材を輸送できる。 部品 低い環境負荷 効率が良いとは、つまり環境負荷が小さいことである。船を多用すると同程度の他の輸送手段を用いるよりはるかに自然に配慮したものになる。 部品 インフラ整備が容易 言うまでも無く船は港があればいい、航路を調査する調査船、ブイ、灯台もあれば、それだけで十分である。これらは道路網と比較するとコストが極端に安い。 部品 大重量輸送可能 船は単一の輸送手段としてはもっとも大きく重い塊を輸送できる。武器でいうなら他と比較して大きく重い武器を輸送、使用出来る。 部品 デザインの自由度 船は設計上の拘束条件が少ないためにデザインに自由度が高い。色々な形の船を作ることが可能である。逆に言えば中小国でも製造可能である。 部品 格納庫とは 機体を保管するための場所である。劣化を起こさず、破壊工作などを受けないよう、安全に保管するための設備を持っている。 部品 屋根 屋根は保管時の劣化を減らす重要な要因である。壁はなくてもいいが屋根は絶対にいる、と言われる。もちろん構造上壁のない格納庫もそうそうない。 部品 歩哨 破壊工作などを受けないように歩哨を立てている。新型機奪取とかされたら目もあてられないので厳重になっている。応援部隊の手配も可能。 部品 定位置 格納庫は雑然と入れると取り出すのが大変なので使用度などを確認の上、配置場所が決められている。本格整備なら奥の方、すぐに出し入れするなら入り口の近く、という具合である。出し入れのために前後に大きなシャッター出入り口を持つことも多い。 部品 整備の場所に 悪天候でも整備、補給ができるのが格納庫の良いところである。砂や雪も格納庫では防げる。これによっていつでも機体を送り出せるわけだ。 部品 一定の防御力 格納庫は攻撃に備えて一定の防御力を持つ、、解放口を決めて爆風をそちらに誘導したり、多数の機体がまとめて破壊されないよう配置したり、壁や屋根を強化していることもある。 部品 軍艦とは 軍用の船のことを艦、もしくは艇と呼ぶ。両者の違いは大きさである。小型のものを艇と呼ぶ。合わせて艦艇である。対して民間に用いる者を船と呼ぶ。艦船の総称も船というのでいささかややこしい。 部品 良いところは沢山 軍艦は船のメリットを引き継いでおりインフラ整備が簡単で大重量輸送が可能、デザインの自由度が高いこともあって理想的な軍用兵器であった。同じ種類の兵器でも弾数や補機類を充実させることが出来るので戦闘力には格段の差があったのである。 部品 問題点 軍艦の問題点はおおよそコストが高く、建造期間が長いことに集約される。このためすぐにそろえることが難しい。 部品 宰相府の艦船 宰相府の艦船はその設計と開発の立ち遅れから十分なノウハウと技術が溜まっておらず、民間造船所に生産を依頼していた。 部品 弱点、装甲が弱い 民間造船の限界ともいえるのであるが、装甲の研究がされておらず、防御については隔壁による浸水の局限化と火災対策が主であった。 部品 弱点、静粛性が悪い これまた民間造船の限界で、スクリューの静穏化などはまったくなされておらず、このため騒がしいという問題があった。 部品 居住性はとてもいい 宰相府の艦船は民間造船によるものなので居住性はすこぶるよく、トイレも各所にあった。魚雷の下で寝るようなこともない。ハンモックすらなかった。 部品 武装は別搭載 宰相府の艦船は民間造船にて船体を作り、装備は宰相府の兵器工廠で作られ、軍港の偽装岸壁で搭載されることになっていた。効率は悪いが民間に軍事技術が流出することはなかった。 部品 スクリューとは 船の推進装置である。水を切るプロペラであり、これによって推進力を発生させる。空気と水の性質の違いがあるため航空機用のプロペラとは形状が異なる。 部品 配置 スクリューは船の後部に取り付けられる。これは水の流れが遅いほどスクリュー効率が良くなるためである。通常舵の前に置く。 部品 小さな模様 スクリュープロペラは通常細かい模様によって作られている。これは水中での効率を最大化するための工夫である。泡立てないようにしたり良く水をつかむために進歩した結果こうなった。 部品 ディーゼルエンジンとは 圧縮着火機関のこと。スパープラグなどの火花を起こす電気着火方式よりも歴史は古く、それでいて現在もなお広く使われている。 部品 燃料選ばず ディーゼルエンジンは可燃性液体であれば燃料を選ばない強みがある。陸軍ではこの点が強く意識されて採用されるケースが多い。 部品 しかし高い ディーゼルエンジンは同じ出力のガソリンエンジンと比較して大きく重くなる。これは燃料を選ばない分前処理などに手間暇がかかるためである。 部品 ガソリンエンジンと比較して ガソリンエンジンと比較してディーゼルは気筒当たりの出力は小さいが、サイズを大きくできるメリットがあり、一定より大きなエンジンだとディーゼルエンジンだけになる。 部品 出力はおよそサイズに比例する ディーゼルエンジンはおよそサイズに比例して出力が大きくなる。艦船用は大きく、自動車用は小さい。適切なサイズで作られるというわけだ。 部品 ディーゼルエレクトロリックとは 船における推進力伝達方式の一つ。ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、その発生電力でモーターを回し推進する方式を指す。 部品 艦船における使用 ディーゼルエレクトロリックは艦船での使用が多い。これはスクリューの回転数制御を配電盤一つで出来る容易さによるものである。またレイアウトが自由にできる点も利点とされる。 部品 艦載レーダー 艦載レーダーとは艦に装備されたレーダーのことである。艦載レーダーは各種のレーダーの中でも施設レーダーに次いで強力な出力と探査範囲を持っている。 部品 大きなスペース 艦載レーダーが強力なのは、単純にレーダーを大きくできるためである。身も蓋もないのだが、おかげで強力なレーダーを装備できる。同じ程度の技術力ならより大きなレーダーの方が探査範囲が大きい。航空機よりずっと強力で広い範囲を探査できる。 部品 対空 航空機からの攻撃が一番被害が多いのが軍艦である。このため対空レーダーは必須であり、最重要課題だった。艦の一番いい場所に据え付けられている。 部品 対水上 対水上レーダーを備え、軍艦対策としている。先に見つけられれば先に攻撃をすることも可能である。ちなみに陸地、岩、潜望鏡なども探知できる。 部品 気象観測 気象レーダーも兼ねており、進路上の気象を調べることが可能である。基本的には使わない機能なのだが、無線封鎖などをしている場合はこれを頼ることになる。 部品 レーダーとは 電波(レーダービーム)を飛ばして反射する電波をとらえ、そこから情報を引き出す機器をレーダーという。レーダーは索敵の主要手段の一つである。 部品 走査範囲 レーダーの捜査範囲はアンテナとレーダービーム出力装置の可動範囲で決まる。出力装置は首を振りながらビームを打ち、受信装置でこれを受け取った後、解像処理される。 部品 走査速度と多走査線 当たり前の話ながら、レーダーの走査速度や走査線本数はレーダーの更新時間を決める。三〇秒一周なら三〇秒に一度しか画像更新されないわけだ。なるべく早くするために、技術的努力がなされている。 部品 アンテナの直径 反射電波を受け取るアンテナが大きいほど、当然得られる情報も増える。このためアンテナ直径はそのまま性能のバロメーターになる。 部品 出力規模 レーダービームの出力が強いほど、遠くまで届く。探査範囲は広がる。また形を正確にわかるようになる。ちなみに出力が強いと生体に悪影響があって鳥が落ちたりする。人間も無事ではいられない。 部品 ノイズ除去 反射電波で紛らわしいものは計算処理で除外して、必要な情報だけを残すようにする。地上などはノイズの塊であり、この処理をしないと下方向は見えなかった。 部品 フェイズド・アレイ・レーダーとは フェイズド・アレイ・アンテナを使用したレーダーをフェイズド・アレイ・レーダーと呼ぶ。レーダービームの制御をアンテナ素子の位相変化によって行うもののことを指す。 部品 既存のレーダーとの違い フェイズド・アレイ・レーダーは小さなレーダーの集まりということもできる。この小さなレーダーを素子という。レーダー素子をの集まりがフェイズド・アレイ・レーダーだ。 部品 素子の正体 レーダー素子はそれぞれ送信機、受信機、位相変換機からなる。一つが一枚の電子基板になっている。これらをたくさん集めてデータを集計、一つの大きなレーダーとして運用する。 部品 どんなメリットが? フェイズド・アレイ・レーダーは構造上、送信機、アンテナを可動さないでいい。首を振らないでいいわけだ。これはとりもなおさず死角、走査時間の短縮をもたらす。 部品 干渉が減る レーダービームの出力が大きくするのはレーダーの性能向上の基本策なのだが、やると今度はアンテナの受信障害になった。ところがフェイズド・アレイ・レーダーは素子一個一個は小さいのでこの干渉が少なかった。 部品 故障率の低下 大きな入出力機構を持つほど、当然壊れやすくなる。さらに可動部品点数が増えても、同じである。フェイズド・アレイ・レーダーはこの点、部品少なく可動部品も少なく、レーダーには良い結果を生んだ。 部品 整備も簡単 故障時は調子の悪い基板を交換するだけでよく、整備性は格段に向上していた。整備性があがれば稼働率も良くなる。レーダー故障で出撃出来ないなどは少なくなった。 部品 簡単に大きくできる 構造上、フェイズド・アレイ・レーダーは簡単に大型化できた。大型化は高性能化をもたらすのでこれは多大な利益をもたらした。 部品 レーザー通信とは レーザー光線による通信手段のこと。指向性が非常に高いために使用が難しいが、構造上ハッキングなどが極めて難しくなる。T22に向けて全ての無人機に搭載されることになった。 部品 レーザー通信のメリット ハッキングに対してきわめて強いのと、電波の逆探知、傍受がされないことに強いメリットがある。デメリットは受信が直線状に限られてしまうことによる。 部品 通信封鎖でも使える 通信封鎖状態でもレーザー通信だけは許可されており、実際に使用された。艦船での場合は上空にあげた艦載I=Dを経由して三角通信を行った。 部品 通信封鎖とは 通信封鎖とはこちらから通信しないし、通信を受けても通信封鎖命令以外は受けないことを言う。ずばり、通信内容を無視する処理である。 部品 その目的は 通信封鎖の目的はサイバー攻撃に備えて通信を控える事だった。以後、自己の判断で戦うことになるが、レーザー通信はこの例外となり、連携を行うことができた。 部品 通信封鎖の解除 通信封鎖の解除はあらかじめ決められた時刻を過ぎることで解除される。その前に再度命令が出ると通信封鎖を継続する。 部品 CICとは 戦闘情報中枢のこと。戦闘艦橋ということもある。が、実は地上施設でもCICを設営、運用することはあるので適切な訳語でない時もある。 部品 統一指揮の利点 戦いの第一法則、戦力の多い方が勝つ。ここから鑑みると、戦力の運用はなるべく一つにまとめて集中運用したほうが良い。CICはそのための施設である。 部品 頭脳としての役割 CICは戦闘単位の頭脳であり情報が集まる中心である。最上位指揮官はCICに籠って戦闘指揮を行うことになる。 部品 情報は一か所に集められる 戦場での情報の全てはCICに送られ、評価、分析が行われる。現場では分からない敵の意図や動きも、俯瞰的立場から理解できる。 部品 通信中枢でもある CICは充実した通信機能を持っており、必要な現場の全てと情報のやりとりが可能である。このために強力な通信機を複数装備している。 部品 住人は指揮官とオペレーター CICにはオペレーターと指揮官が乗り込む。参謀が入る時もある。それなりの大所帯になるので食料、飲料、トイレなどが完備されている。 部品 中央スクリーン CICには大型の中央スクリーンが装備されており、一覧性に優れた情報提供を行っている。ちなみに低物理では大きな地図と駒、中物理域では液晶スクリーンを用いる。 部品 防護最大 CICが破壊されるとだいたい戦いに負けるので、防護は最大になるように設計、設置される。CICが壊れるのは一番最後でなければいけないのだ。 部品 固定ベルト CICは資料やスタッフ、装備を固定するために大量の固定ベルトが存在する。揺れたり衝撃を受けたりしても被害を最小限にできる。 部品 副司令はCICに入らない 万が一CICが破壊された場合に備えて、次席司令官はCICに入らないように定められていた。予備や別の指揮所に入ることになっている。 部品 ヘリポートとは エアバイク、I=Dや垂直離着陸機、ヘリが着陸、離陸するための場所のこと。安全に離着陸できるように大きさ、クリアランス、傾斜、着陸面の水はけ、対荷重などが定められている。 部品 飛行場より狭くて良い ヘリポートは小さなもので縦横15mあればよく、大きくても縦横25mあればよい。艦上に作成もできる。作りやすさから飛行場が用意できない場所にも作られる。 部品 事故を防ぐ ヘリポートは死傷率の最も高い着陸事故(転覆)や離陸事故(架線接触)を減らす手段であり、これによって安全な運航を担保するものである。 部品 法的な指定 ヘリポートにはクリアランスや面積、傾斜などから緊急指定ヘリポート(常用できない)ものと、常用可能なものがある。 部品 荷下ろし、乗降 当然の機能として、荷下ろしや乗降のために必要な機能がある。多くの場合は車両でこれを行うが、アーム方式で施設の一部になっているときもある。 部品 支援機材がある 支援機材とは航空機やI=D、ヘリ、エアバイクなどの地上作業に必要な機材である。通常これらは空中では不要質量のために切り離されて地上に置かれている。乗降用梯子やウエポンローダーなどがそれである。 部品 補給所兼ねる 燃料、弾薬を補給できるようになっていた。それらを装着するためのウェポンローダーもある。それらの作業員も当然いる。 部品 整備もできる。 整備を行うための人員、設備、装備があって、機体を整備することができた。点検や記録をつくるための事務設備もついている。 部品 格納庫とは 機体を保管するための場所である。劣化を起こさず、破壊工作などを受けないよう、安全に保管するための設備を持っている。 部品 屋根 屋根は保管時の劣化を減らす重要な要因である。壁はなくてもいいが屋根は絶対にいる、と言われる。もちろん構造上壁のない格納庫もそうそうない。 部品 歩哨 破壊工作などを受けないように歩哨を立てている。新型機奪取とかされたら目もあてられないので厳重になっている。応援部隊の手配も可能。 部品 定位置 格納庫は雑然と入れると取り出すのが大変なので使用度などを確認の上、配置場所が決められている。本格整備なら奥の方、すぐに出し入れするなら入り口の近く、という具合である。出し入れのために前後に大きなシャッター出入り口を持つことも多い。 部品 整備の場所に 悪天候でも整備、補給ができるのが格納庫の良いところである。砂や雪も格納庫では防げる。これによっていつでも機体を送り出せるわけだ。 部品 一定の防御力 格納庫は攻撃に備えて一定の防御力を持つ、、解放口を決めて爆風をそちらに誘導したり、多数の機体がまとめて破壊されないよう配置したり、壁や屋根を強化していることもある。 部品 光線砲とは レーザー光を使用した光学兵器を言う。同威力の実体弾兵器と比較して一発当たりのコストが安い特徴がある一方、システム全体が大きく重い問題がある。 部品 照準装置が簡単 レーザーは照準、射撃統制に用いる計算要素が非常に少ない(直進するだけ)なので、照準周りのシステムは大変簡単である。故障知らずで精度もいいが、間接射撃などはできない。 部品 弾数が多い レーザー兵器はエネルギーさえあれば弾の補給が不要で、射撃数が増えれば実体弾よりも軽くなる。このため機関砲代りに使用する場合はある。もっともこの場合電力供給とが問題になる。 部品 反動がない レーザー兵器は発射時の反動がほぼないため、宇宙などで使いやすい兵器と言える。また命中精度は当然良くなる。反動軽減機構もないので軽くなる。 部品 しかし威力は小さい レーザー砲は特に大気中にて威力が低い。これにはいろいろな問題があって大気による歪みや破壊した目標の一部が蒸気になってレーザーの連続的打撃を防ぐためである。 部品 廃熱 レーザーはシステム上発熱を避けられず、放熱をどうするかは常に技術的問題になる。射撃時にインターバルを持たせるなどの対応をしている。 部品 電力問題 レーザーの根本的問題は大電力が必要である、これにつきる。発電システムがある軍艦やI=Dは簡単に搭載できるが、他では重量比性能でどうしても実体弾に劣る。 部品 パルスレーザーとは 短いパルスのレーザー砲である。パルスレーザー砲はレーザー砲特有の威力低下、廃熱問題の双方を解決する手段である。 部品 パルスレーザーの仕組み パルスレーザー砲は細かい時間間隔で点滅をくり返すレーザー砲のことである。なので構造その他は通常のレーザーと変わるところはない。 部品 用途 パルスレーザーは高速飛翔体に目立って効果がある。このため対空迎撃や小型機対策で使われる。連続波レーダーより出力が劣るので小型機装備が多かった。射程は地上で10km、宇宙で1000kmほどである。 部品 大出力光線砲とは 連続波レー座―を使用した光学兵器であり、宇宙での主力部兵器である。大出力に任せてレーザーを照射、目標を破壊するもので、地上用では見ないような桁外れの威力を持つ。 部品 射程12000km 大出力レーザーの強みは大射程、大威力である。半面、大きく重く、使い勝手は悪い。そもそも索敵が追い付かないので実質有効射程は6000km程度になっている。 部品 20分に5秒 大出力レーザーは冷却にたくさんの時間がかかる。平均で二〇分に一度しか射撃できない。連続照射時間は五分であり、薙ぎ払うように撃つことも可能である。 部品 艦載110mm砲とは 艦に搭載された110mm軽砲を言う。艦載にあたって砲塔化され、自動装填装置を加えて連射速度が顕著に向上した。 部品 一分間に一〇〇発以上 艦載110mm砲は自動装填装置と機械力による砲塔の自動制御によって著しく連射能力を向上させた。その数、一分間に一〇〇発以上で攻撃力については著しく高まった。 部品 レーダー連動 レーダー連動して照準と射撃が可能である。命中精度、実用有効射程は大幅に向上している。特殊砲弾の使用で長距離攻撃も可能だった。 部品 コンピューター連動 レーダーに加え弾道計算を艦側の大型コンピューターが行う。連射能力を生かして仰角を変えて連射、同時に同じ場所に命中させる芸当も可能だった。 部品 重い…… 弾薬600発と砲塔、揚弾装置などを含めた総重量は40tを超えており、地上搭載、艦載以外では運用が不可能だった。 部品 110mm軽砲とは 宰相府で作られた支援用の砲で射程は20000mの中物理砲である。同様の砲を開発していた人狼領地がT20末に廃藩になったために宰相府で代替として開発された。 部品 しかし宰相府は大砲を作ったことがなかった…… 宰相府には星鋼京の100mmランス、120mmランスしか生産したことがなかった。いずれも電磁砲であり、高物理域に属していた。まあ、技術力はあるからなんとかなるよねで開発されたのが本砲である。 部品 基本的なデザインアウトライン 歩兵部隊でも使用できる軽便な砲で40mmグレネード弾よりも威力の大きな弾を運用することを目的に作られた。量産性は良いことが求められ、ヘリ輸送が可能なサイズであること、迷宮を人力で引いて輸送できること、直射でI=D装甲に対抗できることが求められた。無茶ばっかりである。 部品 試作砲とノウハウの蓄積 大砲そのものは枯れた技術なのだが、宰相府ではそんな旧式砲作ったことがなく、ノウハウもないのでコンピュータシミュレーションを繰り返してノウハウを蓄積した。面倒くさいことに特殊鋼を山盛り使う必要があり、砲だけでかなり高くつくことになった。 部品 それでも(無理やり)作った それでも110mm砲を作ったのは中物理域での戦いがあった時に投入できる兵器が少なく、よんた藩国が準藩国化したこともあり、かなり防衛が手薄になってしまったからである。宰相府はそっと支援する国家なのだった。 部品 宰相府が辿り着いた答えはハイブリッド砲だった 曲者なのはI=D装甲を直射で破る、である。共和国の鈍重なI=Dならともかく、帝國の華麗なI=Dは早すぎて命中させるのが困難だった。そこで砲からミサイルを撃ちだして対抗することとした。本末転倒である。なお、共和国名誉のため付け加えると共和国のI=Dは110mm砲直撃でも簡単には落ちない。 部品 ハイブリッド砲のために ハイブリッド砲、すなわちミサイルも撃てる大砲は、前例がないわけでもない。ただ、あまり主流にならないのは、ミサイルは本質的に簡易なレールで発射できるためである。わざわざ砲の中を通す意味がない。ところがミサイルもハイブリッドだと、事情が変わってくる。砲で撃ちだしてロケットで射程を延伸するタイプのハイブリッド弾ではミサイルよりサイズを小さくし、弾頭を大きくできるのである。 部品 滑腔砲の理論 通常、大砲と言えばライフリングしたライフル砲である。これはライフリングによって弾が回転し、ジャイロ効果が発生、弾が安定して飛ぶためである。対して滑腔砲はライフリングがなく、製造は容易だが弾道安定性は非常に悪かった。 部品 滑腔砲のメリット 滑腔砲のメリットは摩耗による砲身の劣化が少ないことと、回転などで発射エネルギーを殺されないため、運動エネルギーが大きいこと、それとハイブリッド砲にできることである。 矢のようなAPFSDS弾はこの特性を生かした砲弾である。高い運動エネルギーを与えて弾芯をぶつける。 部品 実際に作ってみた滑腔砲 理論に沿って滑腔砲を設計したところ、当初予定していた直径100mmではとても収まらず、最終的に110mm砲にスケールアップした。実は110mmでも若干不足ではあったのだが、この直径が増えると二乗で重さが増えて三乗で体積が増えるのでどうにも増やせなかったのである。欲張りすぎた弊害である。 部品 110mm砲のスペック 完成した110mm砲は砲本体の重量が1440kg。全長5mの長砲身(50)である。昔ならカノンに分類されていただろう。ケースレス弾式の完全一体型弾薬を使用している。各種の特殊砲弾が使えた。 部品 通常砲弾 基本となる砲弾で、小さな羽根がついており、ある程度の誘導能力がある。砲弾先に目標地点への誘導のための衛星位置把握センサーがついている。衛星だけでなくてレーザー誘導や航空機による誘導も可能である。 部品 制圧弾 榴弾で炸薬部分以外は通常砲弾と同様である。空中で小弾子をばらまき、それぞれ爆発させる。クラスター爆弾の一種である。 部品 延伸弾 砲弾にロケットモーターを装着したもので射程を延伸する効果がある。射程的に20000mが増える。これで最大40kmの性能を持つ。構造的には対地ミサイルの一種 部品 照明弾 明るく照らすための照明弾。現代戦ではあまり意味は無いとされるが、ニューワールドでは夜戦装備のない歩兵部隊もまだ相応にあるせいで今も量産されている。 部品 化学砲弾 化学兵器ではなく、化学変化による爆薬を積んだ砲弾。直射用で射程は2000m程度である。ある程度の対装甲能力があるが、主として家屋破壊に用いられる。 部品 APFSDS砲弾 まさに矢のような運動エネルギー砲弾で、直射用である。射程は4000mというが、実質は半分程度。ウラン弾芯とも言われている。 部品 対I=Dミサイル I=Dを打ち落とすためのミサイルで、帝國製の高機動I=Dを想定して非常に高機動に出来ている。射程は20000mとされる。対空ミサイルを兼ねる。 部品 対空ミサイル 中距離以上の防空を行うミサイルだが、レーダーの支援がないと自衛用途にしか使えず、気休め程度というのが一般的な評価だった。ただ、気休めといえども防空では必要でかなりの数が作られた。 部品 対装甲ミサイル 対I=Dミサイルが炸薬不足という事で開発された共和国のI=Dを想定して作られた砲。ロケットモーター部と誘導システムが小型化してある分、炸薬が増えている。 部品 対ミサイルミサイル ミサイルを打ち落とすためのミサイルで、価格、性能ともに非常に高い。ちなみに打ち落とせるのは巡航ミサイルと空中発射型の対地ミサイル、落下型爆弾のみである。 部品 VLSとは 素直発射型のミサイルランチャーである。1発1セルとし、複数の種類のミサイルを立てて収納、発射する形式を取っている。 部品 スペースを取らない ミサイルを立てて収納すると、斜めに装備したり、回転ランチャーに装備したりするのと比較してあるかに場所を取らない。これは重量節減にもつながる。 部品 レイアウト自由 VLSは構造上ただの箱の集合体なのでレイアウトは自由にできる。かつては一か所にまとめていたが、今では艦の横側に一列で並べることも多くなった。 部品 稼働率が良い VLSは可動部分が少なく、一発撃った後の再装填などがないのでとても稼働率が高い。これは軍事兵器として大きなメリットである。 部品 多数を装備可能 VLSはミサイルを輸送とランチャーを兼ねて多数を装備し、同時発射が可能な形態である。きわめて便利なので、多数の艦がこれを装備するようになっている。 部品 レーダー連動 言うまでもなくVLSはレーダーを利用して照準、誘導を行う。レーダーと連動しないミサイルもないではないし運用はできるが、割と特殊な用途であった。 部品 レーダーの性能に大きく依存する VLSがレーダーの索敵データを使用する以上、レーダーの性能がVLSの性能の過半を決めると言えた。レーダー強化は今日の課題にもなっている。 部品 通信連動機能 レーダーが故障したり、破壊された状況や、レーダーの探知距離より長い距離で連絡したい場合、他のレーダーのデータをデータリンクで借りることができた。 部品 垂直発射後に転進 ミサイルは一度垂直に打ちあがった後、向きを変えて飛んでいく。対空、対地、対艦ミサイルいずれも同様である。 部品 キャニスター ミサイルはさまざまなサイズがあり、VLSのサイズに合わないこともある。セルを大きくはできないので設計より大きなミサイルは使えないが、対して詰め物をして小さなミサイルを装備することはできる。これがキャニスターである。 部品 長距離巡航ミサイル”セーラー” 長距離巡航ミサイルは射程400kmのミサイルであり、自身が光学カメラや測位システムを装備している。つまりレーダー誘導不要である。(レーダー誘導や他機誘導もできる) 部品 ロケットブースターとジェット セーラーはロケットブースターとジェットエンジンで飛行する。打ち上げのみロケットで、以後はジェットである。翼をもっており、発射後に展開する。 部品 長射程を生かして セーラーは長射程を生かして敵の拠点に向けて撃たれる。アウトレンジから攻撃できる利点はあるのだが、撃墜は極端に難しいわけではなく、また単独運用されるためにさほど強いものでもなかった。 部品 対レーダーミサイル”セーラーB” セーラーとほぼ同系のミサイルであるがレーダー波を感知してそっちに飛んでいくように作られている。射程は同じく400kmである。レーダーサイト潰しに使われる。 部品 レーダーをオフされても セーラーBはレーダーをオフされても推測航法で移動、突入する。この時一度旋回して待機状態に入り、レーダーが再起動するまで待つことも可能である。 部品 中型対地ミサイル”パイロット” 艦載ミサイルの主力ともいえるミサイルで、射程は100km、誘導方式も母艦レーダーだよりながら、その分コストが安く、速度も高速で使い勝手が良かった。 部品 高速ミサイル パイロットは巡航ミサイルと比較して速度が速く、撃墜が困難だった。代わりに射程が短いというわけだ。射程100kmでも十分な局面は多いので、このミサイルは開発された。 部品 地下破壊可能 パイロットは目標に突入後、壊れながら敵施設の中に入り、中ほどで爆発するようになっていた。先端部分ではなく真ん中に起爆装置と爆薬がある。このため地下10mほどなら突き破って攻撃可能だった。 部品 対艦ミサイル”パイロットB” パイロットと大部分が共通化されたミサイルで、対艦能力を強化したミサイルである。もともとのパイロットに誘導装置を強化する形で作られた。 部品 動いているものにもいけます パイロットBは艦船以外にも戦車にも有効な兵器であった。もっとも戦車一両の値段よりも高価なミサイルなので、めったなことでは使われなかった。 部品 大型対空ミサイル”プラチナ” プラチナは他の対空ミサイルなどとともに運用されるもので、射程140kmを誇るタイプである。高機動ミサイルでI=Dを撃墜することに主眼を置かれている。 部品 大型対空ミサイルゆえの機能 プラチナは自分自身でもレーダーを搭載しており、誘導をせずに運用することも可能である。ただ、その分高価なミサイルであった。 部品 分裂対空ミサイルプラチナBとは プラチナとほぼ同じロケットモーターを装備するが、弾頭部分だけ異なり、独立した対空ミサイル4本になっていた。航空様I=Dの高い機動力に対応した兵器である。 部品 同時攻撃 プラチナBは同時攻撃によって敵I=Dの対応限度を超えるように作られていた。包み込むように他方向から来る攻撃はI=Dにとって非常に厄介だった。 部品 対潜水艦ミサイル”クロス” クロスは対潜水艦用の短魚雷である。ロケットブースターで打ち上げられて着水、その後は目標に向かって移動して爆発する。航空機様I=Dも装備していた。 部品 弾頭は強力 一発でシールドシップも沈められるほどの強力な弾頭を装備していた。もっとも、シールドシップの後ろにくいつければである。水中速度的には72kmに過ぎず、シールドシップ捕捉には速度がたりなかった。 部品 威力を生かして いささか乱暴ながら、クロスは弾頭の強さを利用して直撃以外の水圧などで敵に損害を与えることも狙っていた。何より大きい衝撃でセンサー類を一時的使用不可能にすることを期待していた。 部品 時限式 クロスは時限式に起爆することが可能であり、継続的な爆破が可能だった。防御的に使用するとき、この方法は有効だった。 部品 数打てば クロスは対シールドシップ戦では大量にばら撒いて速度の遅さをカバーしようとして作られていた。位置予測からのばらけさせての打ち方である。これは対RB戦にも有効ではあった。もっとも、勝ち目は薄い。 部品 通常砲弾 基本となる砲弾で、小さな羽根がついており、ある程度の誘導能力がある。砲弾先に目標地点への誘導のための衛星位置把握センサーがついている。衛星だけでなくてレーザー誘導や航空機による誘導も可能である。 部品 制圧弾 榴弾で炸薬部分以外は通常砲弾と同様である。空中で小弾子をばらまき、それぞれ爆発させる。クラスター爆弾の一種である。 部品 延伸弾 砲弾にロケットモーターを装着したもので射程を延伸する効果がある。射程的に20000mが増える。これで最大40kmの性能を持つ。構造的には対地ミサイルの一種 部品 照明弾 明るく照らすための照明弾。現代戦ではあまり意味は無いとされるが、ニューワールドでは夜戦装備のない歩兵部隊もまだ相応にあるせいで今も量産されている。 部品 化学砲弾 化学兵器ではなく、化学変化による爆薬を積んだ砲弾。直射用で射程は2000m程度である。ある程度の対装甲能力があるが、主として家屋破壊に用いられる。 部品 APFSDS砲弾 まさに矢のような運動エネルギー砲弾で、直射用である。射程は4000mというが、実質は半分程度。ウラン弾芯とも言われている。 部品 対I=Dミサイル I=Dを打ち落とすためのミサイルで、帝國製の高機動I=Dを想定して非常に高機動に出来ている。射程は20000mとされる。対空ミサイルを兼ねる。 部品 対空ミサイル 中距離以上の防空を行うミサイルだが、レーダーの支援がないと自衛用途にしか使えず、気休め程度というのが一般的な評価だった。ただ、気休めといえども防空では必要でかなりの数が作られた。 部品 対装甲ミサイル 対I=Dミサイルが炸薬不足という事で開発された共和国のI=Dを想定して作られた砲。ロケットモーター部と誘導システムが小型化してある分、炸薬が増えている。 部品 対ミサイルミサイル ミサイルを打ち落とすためのミサイルで、価格、性能ともに非常に高い。ちなみに打ち落とせるのは巡航ミサイルと空中発射型の対地ミサイル、落下型爆弾のみである。 部品 海軍軍人とは 海軍の軍人である。海軍は他の組織と比較して技術寄りであることで知られている。スキルの空軍、政治の陸軍に対して技術者の海軍、という。 部品 技術寄りにならざるをえない 海軍ほど科学技術で勝負がつく分野もない。残念ながら精神論では一〇〇年前の時代でも勝つことはできない。より高性能の兵器を搭載した軍艦に射程外から一方的に殴られるのである。 部品 全ての海軍軍人は技術者である 船乗りでない海軍軍人はいても、技術者でない海軍軍人はいない。それが海軍というものである。船は時代時代のテクノロジーの集大成なのだ。 部品 拡大しにくい 海軍ほど拡張が難しい所もない。無理やり規模を拡大すると名目はともかく技術者の技術不足でどうにもならなくなってしまう。技術者を増やすのは容易ではない。 部品 海軍の兵科分類 海軍には各種の兵科がる。飛行科(パイロット)、事務、補給、医療は別職業に説明を譲り、ここでは海軍特有の兵科の説明を行う。 部品 航海科とは 航海に関する全般を掌握する。操舵の他、歴史的な経緯で見張、気象観測も仕事の内に入る。今ではレーダーを扱うようになって仕事が増えた。 部品 船を動かすのが航海 当たり前といえばそうなのだが、戦闘地域まで移動したり、戻ってきたりする際に仕事しているのはこの航海科の人々である。艦の日常と乗り物としての艦を扱うのが航海科の仕事なのだ。 部品 回避運動もやる 航海科は回避運動も行う。現代兵器は命中率が高いので回避もなにも、という感じではあるが、回避運動の訓練をやっているのは確かである。 部品 機関科とは エンジンの運用管理を担当する。機械整備や運用のエキスパートである。その関係でダメージを受けたときの対応も行う。 部品 機械整備 機械整備を仕事にするのだから機関科は[[整備士]]でもある。もっとも、扱う機械がとても大きく、一人では手が回らないのでチームで作業を行う。 部品 航空機の整備も? 飛行科に属する機体整備は飛行科の中に[[整備士]]をつけるのが筋、なのだが人員不足から機関科の人員がI=Dなどの整備を行うことがある。 部品 砲雷科とは 艦の各種武器の運用を行う。レーダーの一部機能は砲雷科が行う。ちなみに歴史的な経緯で甲板作業はこの科が行う。つまり荷物の出し入れや港湾作業、甲板の掃除なども行う。 部品 射撃訓練 砲雷科は訓練に明け暮れる科である。航海中暇、という事情もあって、とにかく訓練している。このため職人気質が多い。 部品 計算が命 砲雷科は計算能力が高くないと仕事が成立しない。コンピューターやレーダーのデータをもとに射撃パラメータを決定していくのである。 部品 船務科とは 航海科、機関科、砲雷科、以外の仕事をする部門である。レーダー操作を船務科に任せる海軍もある。無線関係も扱うためである。コンピューターの扱いもここで行う。 部品 船務科は事務も兼ねる レーダー操作を航海科、無線の整備を機関科がやることもあって、船務科の仕事はほぼほぼ事務と同じになっている。コンピューター使うのも事務と同じである。 部品 色々な雑務 船務科は警備や臨時陸戦隊の仕事の他、パーティの準備なども行う。また館内裁判では副長とともに弁護人になる。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2005.html
502 :フォレストン:2013/10/26(土) 13 36 52 英国の優秀な技術者に変人が多いのには全体的に同意します(マテ 提督たちの憂鬱 支援SS 憂鬱英国ジェット機開発事情 英国では戦前より、ジェットエンジンの開発が進められていた。レシプロエンジンではいずれ性能向上の限界が来ることが分かっていたからである。 英国の技術仕官であるフランク・ホイットルは、1920年代からジェットエンジンの研究を始め、1937年にはパワージェットと呼ばれるターボジェットを完成させた。 その後、パワージェット社を設立し、遠心式ターボジェットの開発に邁進したのであるが、パワージェット社には生産能力が無かったため、軍需省は自動車メーカーのローバー社に量産化を委託した。しかし、ここから迷走が始まるのである。 確かにホイットルはターボジェットエンジンの先覚者の1人であったが、自信家で偏狭な性格が災いし先々で軋轢を生み、何かと問題を引き起こしたのである。 やたらと設計に介入してくるホイットルはローバーの技術陣と激しく対立し、開発が進まないのに業を煮やしたホイットルは、独自にロールス・ロイスの航空機エンジン部門の責任者アーネスト・ハイヴスと、同社でレシプロエンジンの機械式過給器の専門家だったスタンリー・フッカーに接触し、部品調達の約束を取り付け、ローバーとは別に独自改良版の製作に着手するなど、好き勝手に開発現場を混乱させたのである。 その後のバトル・オブ・ブリテンの実質的敗北と巨大津波による戦力回復のために、既存のレシプロ機の生産が優先された結果、ついに第2次大戦中に実用的なジェットエンジンを開発することは叶わなかったのである。 503 :フォレストン:2013/10/26(土) 13 40 06 戦後になり発足した円卓でも、当然この事態は問題視された。 眼前の欧州枢軸の脅威に強権を発動してこれに対処したのである。 まずホイットルを開発現場から外し、パワージェット社で遠心式ジェットの開発に専念させた。 さらに開発をローバー社からロールス・ロイスへ移管し、スタンリー・フッカーらのチームに開発を引き継がせたのである。 シースルーモデルで気流解析を重ね、ホイットル式遠心式ターボジェットの本質的欠陥を把握したフッカーらは、ローバー社で半完成状態にあったエンジンに技術的洗練を加え、蒸発管式燃料噴射、反転型燃焼器、外部水冷タービンに固執するなど、経験論に拘泥し反進歩主義に陥ったホイットルへの皮肉と、エンジン内の気流が「川の流れのようにスムーズ」という意味を込めて、工場の傍を流れるウェランド川の名を借り、この同社初のターボジェットにウェランド (Rolls-Royce Welland)の愛称を付した。さすがは英国紳士。皮肉の使い方を弁えている。 英国のジェットエンジン開発のもう一つの流れとして、デ・ハビランド発動機(de Havilland Engine Company)の存在があるが、こちらは円卓の主導により、ロールス・ロイスの発動機部門に吸収合併されていた。人材と技術を集約し、早期のジェットエンジン実用化を目指したためである。 諸々の原因でエンジン本体の開発が進まなかっただけで、技術的蓄積は十分過ぎるほどあったので、人材と予算が潤沢になると、今までの停滞が嘘のように一気に開発が進むことになった。 ウェランドは少数生産されただけで、1944年の6月になると、改設計されて性能が向上したダーウェント (Rolls-Royce Derwent)が実用化され、これが英国第1世代ジェット機に搭載されたのである。1944年10月には遠心式ジェットの決定版といってもよい、ニーン (Rolls-Royce Nene)が実用化された。 ちなみに、現場から外されたホイットルであるが、執念染みた努力で、自らの遠心式ターボジェットを実用の域にまで到達させたが、性能的にも技術的にも既に限界に達していた。しかし、その過程で開発された予燃式気化器、クリスマスツリー型遊合フランジによる組立式タービンディスク、筒内圧力分布の考察、動翼の捻り等、幾つかの重要な要素技術は後のエンジン開発に活かされたのである。 なお、余談であるが、ソ連との取引をする際にこのエンジンが使われたという裏話がある。 ソ連の新型重戦車の情報を入手して新型戦車開発を進めるための取引材料とされたのである。 手放しても惜しくない技術を、重戦車開発技術と交換したその手腕は、さすが腹黒紳士といったところである。 504 :フォレストン:2013/10/26(土) 13 42 38 エンジンと共に機体の開発も進められていた。エンジン選定を行ってから機体を開発するのが常であるが、早急な実用化が求められたため、そんなことは言っていられなかったのである。 主要な航空機メーカーが、新型スピットと爆撃機の開発で忙しかったため、機体開発はグロスター社とマイルズ・エアクラフトに絞られたが、実際に指名されたのは、グロスター社であった。 当時のグロスター社には第一線機がなく、下請生産中のホーカーハリケーンも終息間近であったためであるが、両社が提出した設計プランで無難なのを選んだというのが本当の理由である。 マイルズが胴体内にエンジンを内蔵したのに対し、グロスター社は主翼下に装備しており、いざというときのエンジン換装が楽に済むのが決め手となったのである。 幸いにして、ジェットエンジンの開発は成功し、ウェランド(Rolls-Royce Welland)が実用化されたため、大幅な設計変更をすることなく開発が完了したのである。 グロスター ミーティア 乗員: 1名 全長: 12.57m 全幅: 13.11m 全高: 3.96m 自重: 3700kg 運用: 6260kg 動力: ロールス・ロイス ウェランド遠心式ターボジェットエンジン×2 出力: 各770kg(1700lbf=7.55kn) 最大速度:660km/h(410mph) 航続距離: 800km(500mi) 最大運用高度: 11500m(34000ft) 武装:AN-M3 20mm機関砲 4門 エンジンと機体の並行開発という賭けに勝っただけのことはあり、1944年の2月に実戦配備が始まったものの、1944年の7月にデ・ハビランド ヴァンパイアが開発されたため、300機足らずの生産に終わった。その凡庸さ故に従来のプロペラ機からの乗員移行が容易だったため、ジェット練習機に改修されて英空軍に長く使用されることとなった。 505 :フォレストン:2013/10/26(土) 13 47 09 グロスター ミーティアが性能的に凡庸であったため、制式採用される前から次の戦闘機開発がスタートしていた。 ミーティアの件を反省してか、一転して冒険的な機体を採用することになったかどうかは定かでは無いが、デ・ハビランド社が開発した機体が採用された。 デ・ハビランド ヴァンパイア(初期生産タイプ) 全長:9.4m 全幅:11.6m 全高:2.69m 自重:3290kg 動力:ロールス・ロイス ダーウェント遠心式ターボジェットエンジン 最大速度:800km/h 航続距離:1610km 武装 AN-M3 20mm機関砲 4門 爆弾225kg×2 または 爆弾454kg×2 または ロケット弾×8 デ・ハビランド ヴァンパイア(後期生産タイプ) 全長:9.4m 全幅:11.6m 全高:2.69m 自重:3450kg 動力:ロールス・ロイス ニーン遠心式ターボジェットエンジン 最大速度:910km/h 航続距離:1900km (増槽付2200km) 武装 AN-M3 20mm機関砲 4門 爆弾225kg×2 または 爆弾454kg×2 または ロケット弾×8 初期生産型のヴァンパイアは、それなりの性能を示したが、余剰推力の少なさによるコントロールの難しさや、燃料搭載量が少なく航続距離が短すぎる点が指摘されたため、燃料タンクを増量し、エンジンをダーウェントからニーンに換装したタイプが1944年の11月から後期生産型として生産された。 デ・ハビランド シー・ヴァンパイア 全長:9.4m 全幅:11.6m 全高:2.69m 自重:3550kg 動力:ロールス・ロイス ニーン遠心式ターボジェットエンジン 最大速度:890km/h 航続距離:1800km (増槽付2400km) 武装 AN-M3 20mm機関砲 4門 航空魚雷×1 または ロケット弾×8 軽量小型な機体に、大出力なニーンエンジンは相性がよく、(初期ジェットにしては)優れた機動性を発揮した。以前から海軍もニーン搭載型のヴァンパイアには興味を示しており、まだ設計段階であるのにも関わらず、海軍仕様の機体を発注していたのである。 後期生産型は、陸上機と艦載機の2つのタイプを並行して設計するという事態になったが、初期型ジェット機故にエンジン本体や補機類の取り回しも楽であり、元々機体強度も高めに設計されていたため、機体の補強は最小限で済み、着艦装備を含めてもわずかな重量増で収まった。 空母での運用に際しては、燃料と武装に制限がつき、これが運用の制約となったが、後にスキージャンプ台を使用することで、負荷を軽減させることに成功している。 かくしてこの時代の英国のジェット機は、ヴァンパイアで占められることとなる。 第1世代ジェット機としては、完成の域に達しているヴァンパイアはレシプロ機をあっという間に駆逐していくことになるのである。さすがに一度に全廃することは出来なかったが、機種転換が急速に進められていくこととなる。 これには政治的な理由もあり、ドイツがジェット艦戦を開発中であるという情報と、1945年に開催される英日合同観艦式にお披露目するという目的があった。 このため、1944年末には海軍ではヴァンパイアを運用する空母部隊が編成されたのである。 強引なまでに急いだため、部隊錬度に懸念が出たが、そこは元スピット乗りのベテランや軍学校の教官を掻き集めることで対処したのである。 こうして空軍はもちろん、海軍も実用的なジェット艦載機を手に入れることが出来たのである。 しかし、それも束の間の1945年にインド洋で開催された英日合同観艦式で悪夢も見ることになる。 後世に疾風ショックとして伝えられるその事件は、英国のみならず、欧州枢軸の軍関係者のSAN値を大幅に削ることとなるのである。 それでもヴァンパイアはジェット黎明期の機体としてはかなりの成功作であり、各形式合わせて約1500機以上が生産され海軍と空軍に導入された。英連邦の中でもオーストラリアとカナダでライセンス生産され、それぞれ独自の改良を施していったのである。 ヴァンパイアといえば、蝙蝠。蝙蝠といえばどっちつかずのイメージである。 英国の過去の所業に相応しい名前というのは言い過ぎであろうか。 506 :フォレストン:2013/10/26(土) 13 50 22 あとがき というわけで、憂鬱英国の第1世代ジェット機について書いてみました。 史実ではとっくに実用化されている年代なのですが、憂鬱世界だとバトル・オブ・ブリテンに負け、巨大津波の被害も受けて泣きっ面に蜂状態で、さらに新型スピットに開発リソースを奪われるとか、ドMにも程がある状態だったりするわけで、今回はかなり無茶をしています。 まぁ、円卓による資材と人材の集中でなんとかしたということで。それに政治的な理由(英日合同観艦式)もあるのでやらないわけにはいかないでしょうし。 英国のジェットエンジン黎明期には、ロールス・ロイスとデ・ハビランドの2つの系統があるのですが、この世界ではロールス・ロイスに1本化しました。これで技術融合が進んで早期開発につながる…はず。決して史実コメートの悲劇を回避しようとしたとか、そんなんじゃないので念のため。 エンジン開発のスピードが速過ぎないかという意見もあるでしょうが、実際ダーウェントからニーンに至るまで5ヶ月しかかかっていないので全然OKですw まぁ遠心式ジェットに力を注いだ分、英国の軸流式ジェットの開発は遅延するでしょうけど(汗 対抗馬となるドイツのMe262の艦載機バージョンの性能がどのくらいになるかは分かりませんが、素のままだと離陸すら覚束ないので、エンジンの推力強化は確実にしてると思います。というか、あちらは最初から軸流式積んでるはずなので、推力強化はしやすいはずですし。 あとはカタパルトかなぁ?こちらのシー・ヴァンパイアも着艦はともかく、離陸となるとかなりの制限が出てしまうので、スキージャンプでごまかしています。 第2世代以降のジェット機を艦上運用するとなると、蒸気カタパルトは必須となるのですが、アメリカ亡きこの世界だと日本以外には無理かも…と思ったら、史実フランスのクレマンソーの蒸気カタパルトは英国製なのでなんとかなりそうですε-(´∀`*)ホッ ドイツは場合は無理やり火薬式カタパルトで撃ちだすんでしょうかねぇ? それとも、史実アメリカで実用されたフライホール式とか採用してみたりしたら面白いかもw でもそうなると… 『フライホイール定常回転数到達』 『クラッチ接続。発艦っ!』 …なんて素敵なやりとりが出来るわけで、是非ともやってほしいものです(オイ 肝心の英日合同観艦式ですが、自分達がシー・ヴァンパイアをお披露目するつもりだったのに、逆に疾風を披露されて、涙目状態になりそうです。きっとあれですね、改訂前の戦後編にあったスピットが疾風になすすべもなく捻られる、あの光景が再現されることかと…(泣